韓国映画 あやつり人形 2013年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョンです(^-^)ノ

 

この、拙いブログをいつも読んでくださり

本当に、ありがとうございます晴れ虹流れ星うお座

 

昨夜・・・9日、また韓国映画を観ましたカチンコ

 

去年の10月に

『あやつり人形 ~嬲られる女~』(2014年)とゆう

韓国映画を観たんですが

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今回、記事に書くのは、別の『あやつり人形』です。

 

この映画、日本では劇場未公開ですけど

レンタルDVDさんで見かけた時

私もそんなに観たいとは思わなかったんですわ。

 

でも、行きつけのお店の棚からこの映画が姿を消して

もしかするとこれは観れないと思うと

急に観たくなりまして・・・慌てて置いてあるお店を探して

観ることにしました。

 

今は、韓国映画に関しては、たとえ、玉石混淆 

魚目珠に混ず、と思えようとも、全部、全部ビックリマーク

自分の眼(まなこ)で観ていきたいとそう思う時期なんですね。

 

つまり・・・映画的思春期、です( ゚ー゚)( 。_。)

 

 

 

あやつり人形
http://cdn.tsutaya.tsite.jp/static/tsutaya/item/movie/20150220/ayatsuri/images/jkt_ayatsuri.jpg

 

原題:꼭두각시

英語題:The Puppet

 

(2013年、韓国映画、84分)

 

監督・脚色:クォン・ヨンナク

脚本:パク・セヨル

音楽:イ・ギス


出演:イ・ジョンス、ク・ジソン、ウォン・ギジュン、ハン・ソヨン、パク・ヘヨン、キム・ジナ、ハン・ドンファ、カン・ドンウ、コ・ヘジン、チュ・ギョンヒ、ハン・グクチン、キム・ジヒョン、チェ・ミンジ、イ・スンウォン ほか


http://24.media.tumblr.com/5191b927348d9ad0b167a9cb4f611797/tumblr_msgbih9aqH1s4azf0o10_1280.jpg

 

内容(「Oricon」データベースより)
ある日、幻覚に苦しめられているヒョンジンは、精神科医であるジフンの元を訪れる。治療のため強力な催眠術をかけるジフンは、ヒョンジンの中の“ある正体”と向き合い、彼女の驚くべき過去を知ることに。催眠治療を通して徐々に暗い過去から抜け出すヒョンジン、その反面ジフンは彼女の若くて美しい魅力に深く嵌っていき、“毎週日曜日の午後3時、自分を訪ねる”という催眠をかけられ…。R15

 

(※ 原文ママ ・・・ これ、なんか、おかしいぞーあせる

 

韓国映画「あやつり人形」予告トレーラー

 

공식 예고편 [꼭두각시 The Puppet, 2013 ]  trailer 予告編

 

http://cdn.tsutaya.tsite.jp/static/tsutaya/item/movie/20150220/ayatsuri/images/img_ayatsuri_01.jpg

http://pds.joins.com/news/component/ectoday/201305/15/N2013051512315345701.jpg

 

煽り文では

「この衝撃的な結末はあなたの想像をはるかに超える。

精神科医と患者の歪んだ愛を描くエロティック・スリラー」

〝私を支配したい?〟と、なんだか、いかにも

男性の興奮をそそるような雰囲気ですが・・・

かなり違うけど、方向性はそれ系です。

 

スリラーかもしれないし、ホラーかもしれないし

サスペンスかもしれないけど、とにかく

「エロティック」なのは間違いないと思います。

 

で、この記事に関しては、かなりネタバレして書こうと思います。

 

なぜかとゆうと、この映画の日本版DVDの販売元の会社さんが

去年の3月に倒産してしまわれたので、この映画も

もしかしたら観ることが難しくなってるかもしれないからです。

 

そして、結論から言いますと、この映画・・・申し訳ないけど

そんなに絶対に観なければならない映画でもないと思いますあせる

 

今、現在、ネット通販サイトでも、この『あやつり人形』のセルDVD

新品モノは4000円以上で売ってますが・・・ハッキリ言って

4000円を払って観る映画ではない、と・・・ゴメンナサイ(>_<)汗汗汗

 

だから、うちも心苦しいけど、オススメはしません(つд⊂)あせる

けど、記録として「あらすじ」を書いておこうと思いますNEW

 

 

でわでわ、ザッと簡単にどんな話かとゆうと・・・

ドンッ注意以下、ネタバレしてますッ注意ドンッ

 

【あらすじ】

 

次から次へと女性をモノにしては遊んでる精神科医の

イム・ジフン(イ・ジョンス)は大学での講義中にも

女子大生に目移りしてるほどの女好き。

しかし、愛することを知らない彼の人生はどこか虚しいものだった。

 

ある日、親友で同僚の医師(精神科医ではないです)の

チュンギ(ウォン・ギジュン)から今度、チュンギが

お付き合いすることになった女性、ヒョンジン(ク・ジソン)が

トラウマのせいなのか、よく不気味な幻影が見えて

眠れないそうなので診察してほしいと頼まれる。

ヒョンジンは人形を作る、もの静かな美女だった。

 

診察を始めた途端にヒョンジンに男として惹きつけられるジフン。

チュンギはヒョンジンのことを日に日に強く愛するようになっており

ヒョンジンも誠実で心優しいチュンギを好きなようだったが

ジフンが診察を始め、催眠状態になると

ヒョンジンの中の別の人格が現れ、ジフンをみだらに誘惑してくる。

そして、ジフンはヒョンジンの信じられない過去を知ってしまう。

 

そしてジフンは女としてのヒョンジンの魅力にあがないきれず

親友の恋人でありながら、やってはならない後催眠を悪用して

ヒョンジンが無意識のうちに毎週日曜の午後3時なると

自分に会いに来るように仕組む。

チュンギに内緒でヒョンジンとの禁断の逢瀬を満喫するジフン。

そのことでヒョンジンの中の何かが目覚め

彼女は快方に向かいつつあるようにも思えた。

 

しかし、ある日のこと

可愛い大学生のユリ(ハン・ソヨン)から愛を告白され

一夜を共にしたジフンは、ユリとの関係に夢中になっていく。

そしてついにはユリとの結婚を真剣に考えるジフン。

そうなると、ヒョンジンが邪魔になり、ジフンは彼女を追い払った。

ヒョンジンはそのことでおかしくなり、自分を心配して訪ねてきた

チュンギを、人形作りに使うノミで殺してしまう。

 

知らずにヒョンジンの部屋を訪ね、事態に驚愕したジフンは

ヒョンジンによって捕らえられ、体の自由を奪われ・・・

そして、彼女の「あやつり人形」として

生きていくことになるのだった・・・。

 

爆弾注意以上でネタバレのあらすじ、終わりです注意爆弾

 

なんで、こんな「記録」を残しておくかとゆうと

この世の中には『映画秘宝』なんかを愛読しつつ

人からしたらどこがいいのかさっぱりわからないホラー映画の

DVDをドッサリ集めまくって墓場まで持っていってしまうような方々が

確実にいらっしゃる。

 

そんな方々のために私はこの映画を観た人間の責任として

ここに、どんな映画やったかを残しときます。

 

いや、記事書くのもしんどかった・・・(o´Д`)=з

 

 

最初と最後に、不気味な人形が恐ろしく踊ってます叫び叫び叫び

 

84分しかない短い映画ですが、めっちゃ眠たくなります。

でも、侮ってると意外に音とかでビビらされますし

ヒョンジンが時々、実在するのかどうかもあやふやな

幽霊を見ます。

私はそれが、かなり怖かったです。

退屈な映画ですが、怖さは少し、あります。

 

そして、後半、診察に訪れた女子高生はてなマーク

ジフンがめんどくさそうにあしらったら、そのあとで

その女子高生が病院の建物から飛び降り自殺したのが

かなりショックでした。

まあ、いかにも韓国映画らしい驚かせやけど・・・。

 

物語的には・・・精神科医が催眠を駆使するこうゆう映画

昔、なんか、観た気がするんですが・・・思い出せない(-""-;)

韓国映画じゃありませんよ。

なんしか、よくわかんないけど、ありそうな話でした。

 

そして、主人公のジフン先生がイヤなヤツ。

そりゃそうですよ、催眠術で女性をたぶらかせて

体を奪うんだから・・・。

バチアタリなセクハラ野郎なので、何をしても殴りたくなるパンチ!

 

それに比べて、ジフン先生の親友、チョンギ先生は

とても優しいいい人で好印象。

 

ヒョンジンを演じたク・ジソンははかなげな美女として登場するけど

途中で急に憑依とゆうか、エクソシスト系で、別人格が

顔を出して怖く、その演じ分けが素晴らしいので

この映画の最大の観どころではないでしょうか・・・。

 

あと・・・それが売りになってるんでしょうけど

エッチの場面が多かった。

まあ、R15の映画ですし、それも仕方がない。

そこはかとなく必然性もあるし。

でも、それでも個人的には、うっとおしかったです(−_−#)

 

それと、またもやベートーヴェンの「ピアノソナタ 月光」かよ!!

何回使うか、韓国映画!?

 

・・・他、なんか、書いておくことあったかなはてなマーク

 

あ、この映画についてどなたかが書かれた文章の中に

「超能力」って書いてあったような気がして

その「超能力」にちょっと期待してたんだけど・・・

まあ、「超能力」なんでしょうかね~はてなマーク

ヒョンジンがジフン先生を捕獲する時、ちょっとだけ

『キャリー』(1976年)的に

そこいらのものが先生に襲いかかってたように見えましたが・・・

なんで、ヒョンジンが超能力を使えるのかは説明なかった。

「超能力」はあんま、関係ないかなー。

 

まあ、こんなもんは男性向けの映画ですよ。

三分の一以上はAVみたいなもんです。

催眠で意識朦朧としてる女性が、あは~んラブラブみたいになってりゃ

そりゃ男心が騒ぎます、みたいな描写には

かなり力が入ってましたが、それってやっぱりキモいよ、と。

 

ただ、最後の方で、自分が心から愛したヒョンジンに

殺されてしまうチュンギ先生のせつない表情には

人の心を感じましたし、悲しくも感じました。


http://www.hancinema.net/photos/fullsizephoto320789.jpg

 

ネットには、ほんと、幾人かの方々が

この映画を観て、レビューされてます。

私も拝読して、参考にさせていただきました(=^0^=)

 

正直、まず女性には絶対にオススメしませんし

男性もまあ、よほどのモノ好きでないと面白くないでしょう。

 

でも、やはり映画なので、どこかの誰かの大切な映画に

なるのかもしれません。

「この俺がメラメラ」と思う方はまた、観てみてください。

ク・ジソンやハン・ソヨンといった女優さんたちがタイプなら

もしかしたら、いい出会いになるかも・・・。

 

もちろん、もしもそうでなくっても

うちにはいっさい、責任はあらしまへんけどね。


http://www.hancinema.net/photos/photo312273.jpg

 

記事を書くのもめんどくさかった一本ですが

書き終えるとある種の達成感で心が満たされていく~音譜音譜音譜

 

皆さんも読んでくださり、ありがとうですキスマーク

 

次は書いておいた記事があるので

数時間後に公開できれば幸いですドア

 

でわ、またです、アンニョ~ン(^.^/)))合格