韓国映画 アラン 阿娘 2006年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆



アンニョンです~(^-^)ノ

皆様、いつも、読んでくださり
本当に、本当にありがとうございますm( _ _ )m



念のためですが、私はこのブログを書くことで
一円もお金をもらっていません。
最近、ピグで「お金を稼いでないの??」と聞かれたので
一言、お断りしておきますひらめき電球

お金目当てでないから、きっと楽しいんですよ。
これがお金が目的だったら、もっと目立とうとして
どぎつい嘘を書いたりする人も少なくないですしむかっ

私は映画や音楽のことを楽しく書いて
それを皆様にも楽しんでいただければ幸いです音譜



さて、今日の映画ですが・・・あのー
注: 怖い映画です叫び
怖いのが苦手な方は回れ右です(^_^;)
私の文は怖くないですけどねッ得意げ





アラン -阿娘-



アラン 阿娘
原題:아랑
英語題:Arang

(2006年、韓国映画、97分)

監督・脚本:アン・サンフン
脚本:シン・ユンギョン
撮影:チョン・グァンソク
照明:シン・ハクソン
音楽:チョン・ドンイン
美術:イ・ボンファン
武術:ユ・サンソプ

出演:ソン・ユナ、イ・ドンウク、イ・ジョンス、キム・ヘイン、チョン・ウォンジュン、イ・スンチョル、チュ・ソヨン、チョン・ジュノン、チュ・サンウ ク、イ・スンジュ、パン・ジョンシク、イム・ジュファン、ペク・ミニョン、キム・イェソ、チョンホン、チョン・ヨンホ、キム・ジョンウ、イ・スンジン、ソ ン・ジノ、イ・ジャンフン、チャン・ジス、ソン・ミンジョン、チェ・ジョンウ、イ・ドリョン、イ・ミソ、キム・ユジン、イ ム・スンミ ほか

 

特別出演:キム・オクピン、イ・テウォン(ミュージカル俳優)、イム・スンデ、チェ・ユンソ

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。



イントロダクション&ストーリー:
停職処分から復帰したばかりの女刑事ソヨン(ソン・ユナ)は、新米刑事ヒョンギ(イ・ドンウク)とコンビを組んで男性変死事件の捜査を担当することに。
ところが、捜査を開始してすぐに、被害者の友人だったふたりの男性が同じような変死体で発見されてしまう。
被害者たちのコンピュータに共通して〝ミンジョン〟という女性を紹介したホームページが映し出されていることに気付いたソヨンは、彼女の消息を辿っていくが…。


コラム・見どころ:

『最強ロマンス』イ・ドンウク×「オンエアー」ソン・ユナ主演!
驚愕の真実が明らかになるラストに息を飲む、『箪笥』に続くサスペンス・ホラー!

主演を演じるは、イ・ドンウク!ドラマ「マイガール」で韓国お茶の間の貴公子となった彼のスクリーンデビュー作にして代表作!!
本作での映画に対する情熱と姿勢は高く評価され、〝テレビドラマを経てスクリーンにデビューしたタレントの中で最も期待される俳優〟を問うアンケート調査で見事1位となる栄光を得る。
映画の物語は、韓国映画の名作『箪笥』のもととなる、慶尚道南道の密陽(ミリャン)に昔から伝わる怪談「阿娘伝説」を軸に、インターネットという現代的な ツールを融合させて新たな恐怖を生み出した一作。韓国での劇場公開時には、ソウル近郊の女子中高等学校のトイレに『アラン-阿娘-』ポスターがゲリラ的に掲出され、女子高生の間ではなかば都市伝説化し、社会現象を巻き起こした。

Cinem@rt:シネマート 作品情報


「阿娘伝説」とゆう韓国の有名な怪談があるそうで
「Arang (Korean folklore)」と、英語圏でも紹介されてます。
その怪談、民話がこの映画のモチーフになってますので
「阿娘伝説」を観た後ででも調べてみた方が
映画を楽しめると思います。
私も好きなイ・ジュンギとシン・ミナが出演している
『アラン使道伝(サトデン)』とゆうドラマ、あるけど
このドラマもやっぱ「阿娘伝説」を下敷きにしてるのかなはてなマーク

なんしか「阿娘伝説」は哀しく怖い伝説、民話で
その話に着想を得たこの映画、『アラン』は、やはり
ホラー映画としての風情で始まるんだけど
同時にまた、連続殺人事件の捜査の映画でもあります。

ある過去の出来事から犯罪を憎み、刑事になった女
ミン・ソヨン(ソン・ユナ)が、新しくやってきた新米刑事
イ・ヒョンギ(イ・ドンウク)と組んで捜査にあたるのですが・・・
男たちが一人、また一人と不気味に殺されていきます・・・。

私は、このシリアスな警察の捜査と怖いホラーの合体が
もう、最高ビックリマークだと思いましたね。
「警察VS超常現象」が一番、信用でけるわけです。
だって一般の人よりも警察や軍隊はきっと
慌てず騒がず狼狽えず、冷静に対処しますやんか。
ただ逃げ惑わず、対決したりして頑張るはずですよ。

やっぱりホラーには警察が介入しないとあきません。
少なくとも、人が死んだら警察を呼ばんと。
死んでるのに怖がってるだけで警察が来ないと
やっぱりリアリティがあらへんと思います。
(そうゆう映画もそれはそれで好きですがね)

その点、警察が主人公なら最初から安心です。
鉄砲も持ってるしね・・・
まあ、けど、なんでも疑ってかかるためになかなか
超常現象を信じてくれないかもしれないけど。

と、思って観てると、また楽しい映画なんですがねー音譜



ホラーとしての怖さについては
私が言っても誰も信用してくれないんじゃないかと
思いますけど・・・(;´∀`)・・・オオカミ少年状態で
や、十分!!・・・怖かったです、うんドクロガーンドクロ
こうゆうんはなんぼ観ても、怖い汗

出方がね・・・出るぞー・・・出るぞー・・・出たードンッあせる
とゆうのが、私はもういつでも怖い( º言º )

しかも、幻覚とかじゃない感じなのでね~汗
あきらかに「いる」感じがして・・・。

 



ところでこの映画の冒頭、女子高生たちが
行ってはいけない心霊スポットについて話してますが
これがいきなりのごっついのほのめかしで・・・
って、忘れて、忘れて(ノ_<)雷

ま、その女子高生をビビらす「都市伝説」だけで
うち的にはもうツカミはオッケーだったんやけど
その「都市伝説」の中に出てくる人が
後に『渇き』(2009年)で変態ヴァンパイアを演じて
ソン・ガンホを振り回すことになる
まだ知られてない頃のキム・オクビンだったのが
出演時間1分ながら非常に特した気分合格

それにしても
「それでバッタリと気を失ってしまったそうよ・・・」って
オチが小泉八雲の「むじな」を思い出させますオバケオバケオバケ




主人公の女刑事、ミン・ソヨンを演じるのはご存知
ソル・ギョングの奥様、ソン・ユナ。
『ジェイル・ブレーカー』(2002年)では
韓国映画によく出てくるワーワーうるさい女の役でしたが
シン・ヒョンジュンと共演した『フェイス』(2004年)では
しっとりとした美しい女性の役で、また映画自体も
この『アラン』と通ずるような作品でしたね。

良かったなー、『フェイス』・・・。
あのオチも大好きですよ。
犯罪被害者のご遺体から生前の顔を再現する「復顔」を
ホラーにからめた面白くも怖い映画でした。
また観たいなー、『フェイス』・・・星空

今回、ソン・ユナさんは心に傷を負った過去が原因で
刑事になってて、性犯罪者には容赦なくキレる役。
ケンカが強い「その女、凶暴につき」みたいな感じで
イメージも男まさりっぽく、ノーメイクっぽくガサツな感じ。
(それには理由があるようだが・・・??)

ユン・ソナ出演作品に関しては、今後、観ていく
『シークレット』(2009年)、『ウェディングドレス』(2009年)
楽しみにしてます。
特に『ウェディングドレス』は私の好きそうな感じ・・・。



そしてミン刑事と組んで捜査にあたる新人刑事
イ・ヒョンギを演じるのがイ・ドンウク。

私がドラマ、『ハノイの花嫁』(2005年)を観たのが
一昨年の10月ですからね、ずいぶん
久方ぶりになっちゃいました
懐かしいなー。
よう覚えてますよ、『ハノイの花嫁』!!
イ・ドンウクはイ・ウォンジョンの弟でねー(^_^;)

ところで、イ・ドンウクは
『ビューティー・インサイド』(2015年)にも
出演してたそうなので、日本公開当時
スクリーンで見やはった方々も多いでしょう。
私も観に行っとけばよかったぁー・゜・(ノД`)・゜・

今回は、まだ若いし、新人なので
ミン刑事にタジタジのイ・ドンウクでしたが
二人が居酒屋でお酒を飲むシーン、印象的ですし
大事なシーンですので、じっくり観てください。

イケメンでしたよ、イ・ドンウククラッカー
『最強ロマンス』(2007年)と『テンジャン』(2010年)
そして『ビューティー・インサイド』を観なくちゃビックリマーク(`・∀・´)ビックリマーク



監督のアン・サンフン監督はこのあと
大傑作、『ブラインド』(2011年)、『純粋の時代』(2014年)
そして、『ブラインド』の中国版リメイク作品
『見えない目撃者』(2015年)を監督しています。

『純粋の時代』だけが歴史劇なのが面白いです。
観たいですね、『純粋の時代』。
そして、もちろん、『見えない目撃者』も・・・ひらめき電球




最後まで観て、私も、あー、こうゆう話やったんか・・・汗
非常に納得がいきまして、やっぱり韓国の映画は
脚本がしっかりしてるなぁ、緻密やなぁ、と
あらためて舌を巻いて、脱帽しましたね( ゚ー゚)( 。_。)

結末は意外で・・・そして哀しい気分です(ノェ・、`)
でも、納得がいきましたし、さらに最後のオチ的なのが
ミン刑事的にもある種のケリが見れて・・・。

最後、ミン刑事はある人物(?)と
言葉なく心通わせ、笑顔を分かち合いますが
私はそのシーンがとても好きですし
ホラー映画としても気分良く観終われました。
ホラー映画でも時にはこうゆう作品があってほしい。

ま・・・アダルトDVDとかの影響で
女性が嫌がってるのを「好きのうち」とか思ってる男たちには
理解できないかもですがね。
でも、イ・ヒョンギ刑事はそうではなかったようです。

こと、男性の欲望によって人生を閉ざされた女性の思いは
今も昔も変わらず、強い恨みとして残るのかな・・・な、どと。

ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』(2009年)は
14歳で殺害された少女の心の旅路を描き
犯罪の結末、事件被害者の心にも
光を見出そうとしていましたが
私はやっぱり、犯罪者は呪い殺されるぐらいでも
まだ足りない、とそう思ってしまうのですが。

未解決の殺人事件について報道されると、さらにね・・・。



私とセンスの似てる人には
気に入ってもらえるんじゃないでしょうか。

ホラー映画ですが、それだけじゃない物語で
筋の通った明快な種明かしが待ってます。

ただ、クリアーで倫理的にも納得のいく終わり方な分
こっちがひくほどの後味の悪さとか、ゲンナリ感には
乏しいので、そのへんのインパクトは弱めかな~はてなマーク

それでも、ま、怖い映画が苦手な方々は要注意ですけど。

そんな感じで・・・私が観ることのできる韓国のホラー映画
K-ホラー作品も、徐々に減ってきました。
あと、何作、観れるのだろうかはてなマーク
まだ夏は始まったばかりだとゆうのに!?

いやいや、これからもまた、次々と傑作韓流ホラーが
作られることを期待したいアップ\(^o^)/アップ
コリアン・ホラー・ムービー、ファイティンメラメラドクロメラメラオバケメラメラ

それでは今日も最後までお付き合い
ありがとうございます、カムサハムニダキスマーク

またです、アンニョンヒガセヨー(^.^/)))

 

 

※ 2020年3月31日 画像を追加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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