キム・ジウン監督作品 『ラストスタンド』 (2013年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 


こんばんわ(^-^)ノ

『初雪の恋 ヴァージン・スノー』
韓国の少年が京都に来る映画
『英二』は韓国の女優さんが
出演した日本のヤクザ映画
そして、この作品は、韓国の人が
アメリカで監督したハリウッド映画。
ちなみに次の記事は
韓国でリメイクされた香港映画の予定。

そういったわけで、どの作品も韓国がらみ(´∀`*)NEW

『ラストスタンド』といえば
世間的にはツェッペリンの「アキレス最後の戦い」ですが
今回は「アキレス」は出てきませんにひひ
けど、愛する町をバカが通ると知って
老いた保安官の闘争心に火がついたメラメラ





ラストスタンド

 

The Last Stand

(2013年、アメリカ映画、107分)

監督:キム・ジウン
脚本:アンドリュー・クノアー
撮影:キム・ジヨン
音楽:モグ

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、フォレスト・ウィテカー、ジョニー・ノックスヴィル、ロドリゴ・サントロ、ジェイミー・アレクサンダー、ルイス・ガスマン、エドゥアルド・ノリエガ、ピーター・ストーメア、ジョン・パトリック・アメドリ、ダニエル・ヘニー、ザック・ギルフォード、ジェネシス・ロドリゲス、リチャード・ディラード、ハリー・ディーン・スタントン、ティトス・メンチャカ、クリスティアーナ・ルーカス ほか




さて、ハリウッドに招かれ
この映画を監督したのがキム・ジウン監督
アクションの演出と残酷ズタズタ表現に定評があり
言わずと知れた、っていうか、もう一回、言うとくと
私が韓国映画にドッパマるキッカケになった
超傑作ホラー映画『箪笥』(2003年)の監督さん。

だから観てみよと考えたわけやけど・・・
ごめんなさい、ぜんぜん期待してませんでしたあせる

どうせ、ハリウッドの色に染まって
単なる雇われ監督としてお仕事をこなしただけ汗
そんな悪い先入観で観始めてしまい・・・
って染まりきってるんでしょうけどね、おそらく。

や、普通にめちゃくちゃ面白かったー(^┰^;)ゞ
期待してなかった分、予想外の大興奮でしたドンッ

ま、いきなり冒頭から

ハリー・ディーン・スタントンとピーター・ストーメアが
睨み合ってたり、無闇に豪華キャスト。

そんで、私がこのタイプのアクション映画に今
興味を失ってた分、グッと心を鷲掴みされた
狂いきってるゆえに異常な脱獄をかます悪役軍団叫び
軽い気持ちで人を殺めるイヤ~な感じから
これは後半、アーノルド・シュワルツェネッガーが
やっつけるだろう時の爽快感に期待も高まりますアップ
しかし、前半、大量の武器と悪党どもを動員した
凶悪犯罪者の遊び半分の逃走劇でアゲアゲになった

緊張感も、「考えがある」と言い張っていた
シュワルツェネッガーに考えがなかった上に
ジョニー・ノックスヴィルが活躍すればするほど
ふざけたコントみたいな流れになだれ込み合格
それに引きづられるように全員がちょっとずつ
危機感、真剣度をダウンダウン
ならば、それはそれで楽しいと思い始めると
そんな中、へんな花火打ち上げ花火みたいな武器で
敵をバラバラに吹き飛ばしてみせ
ブラックな笑いを提供するジョニー・ノックスヴィル。
うっとおしいが憎めないヤツUFO
そして肝心のシュワルツェネッガーの懲らしめも
なんか格闘技の試合みたいに地味な戦いになり
リアルではあるがしょぼいのだった・・・DASH!

とか、えらそうに書いてますが
や、本当に面白かったんだってwwwww
こんなに面白いと思ってなかったんだってーwww
大満足でしたよ、ほんま、終わり方も良かったしひらめき電球

 

けど、この映画、知らずに観たら
キム・ジウンとゆう韓国の人が監督してるとは
気づかないねー。
どう観ても、普通にアメリカ映画やしねー。

と、思うんですが
撮影が韓国の人で
音楽も『悪魔を見た』『トガニ 幼き瞳の告発』
『ファイ 悪魔に育てられた少年』
『怪しい彼女』モグさんだったりするし
なんといってもフォレスト・ウィティカーに付き従う
あくまでも生真面目であくまでもイケメンな男
・・・そうビックリマークダニエル・フィリップ・ヘニーさん音譜




と、言っても
ヘニーさんはアメリカ生まれですけどね。
しかも韓国の血筋は4分の1・・・。
けど、韓国のドラマや映画に出てるからいいよねキスマーク
ヘニーさんはこれまでにもウルヴァリンやムン・ソリに
殺されてきたとゆう「やっつけられ上手」な人ですが
今回はただもう真面目に職務をこなすだけで
特に何もありません。
けど、いてくれはるだけでも良かったーラブラブ
イ・ビョンホンはスケジュールが合わなかったのかなはてなマーク
とか思ったけど・・・嘘々(^_^;)

そんなわけで、私はやっぱり素人ですので
この映画を観てもキム・ジウン監督の作家性を
見出したりはできませんでした。
最後の方でトウモロコシ畑みたいなとこで
カー・チェイスが行われるけど、そん時の音楽は
韓国映画っぽかったけどね。

まあ、この映画、『反則王』(1999年)や
『箪笥』の感じじゃないし
『甘い人生』(2005年)や
『悪魔を見た』(2010年)にも似てないので
おそらく『グッド・バッド・ウィアード』(2007年)の
テイストなんでしょうけど・・・
私はまだ観てないんですよ、『
グッド・バッド・ウィアード』。
観てないのには理由があるんですけどね・・・シラー

主役のアーノルド・シュワルツェネッガーに関しては
最後まで観てて、なんか
『許されざる者』(1992年)や
『シークレット・サービス』(1993年)の時代の
クリント・イーストウッドを彷彿とさせませんはてなマーク
自分の老いを寂しく笑う感じとか。

アーノルド・シュワルツェネッガーって
もう長いこと出演作品を観てなかったんやけども
こうして年を取っていい感じになった気がします音譜
町の人みんなの名前を覚えてるとか
部下の人がもうダメだと感じた時の悲しそうな顔とか
そうゆう優しいところが素敵でしたラブラブ!
「ここが俺の家なんだ」ってセリフも好き。
もうすぐ『ターミネーター:ジェネシス』も公開されるし
ファンの方は嬉しいですね。

このタイプの映画の中では本当に面白い
いい作品だと思います!!
終わり方もいいですよ!!
思わぬプレゼントで、私もめっちゃ楽しみましたニコニコ

 

じゃ(^.^/)))

 

※ 2022年3月30日 画像を追加しました。