豆屋さんで打ち合わせ 4 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

蒼ちゃんが来たすぐ後に雑貨屋さんも登場

どうやら子妖しに呼ばれた様子で

キョトンとした顔で入ってきた

 

「何の集まりですか?」

 

何も知らないんだから

そうなるのは当然

知らないうちにスタッフの一人になってるけど

 

「やまのひまつり の うちあわせなの

 ざっかやさんも じっこういいんだよ」

 

満面の笑みで言われたら

笑って頷くしかない

 

豆屋さんの隣に座って

「実行委員?」ってぼそっと聞く

 

「やまの日祭りの季節だろ

 お前もスタッフに一人って事

 雑貨屋は射的の商品の提供と

 当日の手伝いがあるぞ

 商品も多数用意して貰わないといけない

 詳しい話は後でな」

 

「はい」

 

やまの日祭りと言われたら

大体の事は理解できる

今年もスタッフとして参加できる

それだけで笑顔になってくる

 

「西瓜は庭で食べるのが王道!」

 

最近は食べやすくカットして

お上品に食べるのが主流だが

縁側や縁台に座って

種を飛ばしながら食べる物でもある

(後で掃除はするけど)

 

Masterの声で全員が外に出る

 

夏と言えば西瓜だよな ・・・

 

大人も子供の頃に戻って

西瓜に齧りつく

 

「西瓜割ってやったよな ・・・」

 

豆屋さんがぼそっと言った

その言葉に食いついたのがさとち

 

「すいかわり?

 どうやっちぇするの?」

 

「豆屋、どうすんだよ

 西瓜割しなきゃいけなくなるだろ!」

 

渋い顔をして

ジト目で豆屋を見る蒼ちゃん

 

「そうなるよな ・・・

 お兄ちゃん、説明してあげて」

 

西瓜わりの説明を任せて

西瓜わりをお祭りに入れるかの検討を始める

 

「西瓜わり喜ぶ?」

 

「盛り上がるだろうな ・・・

 余裕があれば入れると言うことで

 入れなかった時は

 骨董屋でやってくれ」

 

「お兄ちゃんに任せるよ」

 

さとちの表情を見ると

やる気満々の様子

お兄ちゃんが何とかしてくれると

二人は丸投げです

 

「ところで、盆踊り会場

 何とかなりそうか?」

 

「ああ、問題ない

 花火が見える庭で盆踊りが出来る

 ただ、花火の間は中断だな

 出店は花火が始まる前に終了

 盆踊りは17時から20時半でどう?」

 

「うん、それで良いけど

 出店は?」

 

「15時くらいから始めるでどうだろう?

 会場は日影が有り風も通る

 ミストシャワーを用意して

 暑さ対策を万全にする予定

 食べ物の販売は建物の中を考えてる」

 

「炎天下での調理は避けた方が良いな

 かき氷屋さんは外でも大丈夫だよな」

 

「食べる場所を木陰にするから問題ない」

 

「それを聞いて安心した」

 

話が出てすぐに動いてくれたようで

会場は問題ない

 

 

協賛してくれる人への交渉は

実行委員長の出番になる

 

さとち君がんばって!

 

 

 

 

 

<続きます>