フェ デ フルラージュ マルシェに
お越しいただき
ありがとうございます
只今より17時からの『妖精たちの音楽会』の
野外ステージを開場いたします
入場は無料となっております
お客様のお越しをお待ちしています
公園内にアナウンスがされると
野外ステージ前で待っていたお客様が
順番に中に入って行く
「お客様、かなり入ってるま」
「マルシェが2時前に終わってしまったから
心配してたんだ」
ステージ横から客席を見ていた
friendshipの翔さんとshoちゃんが
安堵の表情を浮かべる
「智にぃのライブはSecretでしょ
でも、フアンらしき方が
沢山来てるよね」
「ソラスが出るから
もしかして?って
期待してる人は多数いると思うよ
それに意外に人気なのが」
「フェアリーズ!」
「あの子たちの歌を
楽しみにしてる人が沢山いる
彼らはイベントでしか歌わないから
余計だよね」
「翔さん、マネージメントしたそうに見えるよ」
「いや、それはないよ
彼らはもっと崇高だから」
二人が話をしているところに
フェアリーズの面々とハル君たちが
ステージ裏に集まってきた
迎えるのは智にぃ
「お帰り
ブルージュのライブはどうだった?」
「あのね~ かっこよかっちゃよ
おきがえのおてつだい
ちゃんとできちゃの!」
全員が全員、感動したのか
嬉しそうな表情で報告する
「それは良かった
次は君たちだよ
順番は
フェアリーズ
大ちゃん蒼ちゃん
肇君たち 智’s
ソラスだよ」
「は~い」
「コーラスの人たちが来る前に
着替えを済ませてください」
「ちびちゃんたち お着替えするよ~
肇君たちも一緒に着替えて」
社長、まるで保父さんのように
チビちゃん達を引率していく
後ろには副社長
(旅行社ですから慣れてます)
コーラスをお手伝いしてくださる方の
対応も智にぃが引き受けてくれた
マルシェで忙しかった出演者に
少しでも休んでもらう為の気遣い
「フェアリーズのコーラスを手伝ってださる方
こちらに集まってください」
その声でお手伝いくださる方々が集まってくる
「お名前をお呼びします
『スマイル』をお手伝いしてくださる
nao/sさん タンバリンをお忘れなく
青色うさぎさん、ひろひろりんさん
tankuさん koikoi15aさん モカさん
今お呼びした6名の方は
フェアリーズの着替えが済み次第
合流していただきます」
「今お名前を呼ばれた方は
僕についてきてください
待機場所に案内します」
紅玉の3人が助っ人に来てくれて
呼ばれた方を案内してくれる
「次に『Rise and Shine』の
コーラスを手伝ってくださる方
3104kumikoさん あおこさん
hiroさん milkteaさん
asakeasake777さん renloveさん
蒼ちゃんと大ちゃんの着替えが済んだら
合流していただきます
衣装はその場でお渡ししますので
洋服の上から来ていただけたらと思います」
「智にぃ、俺が案内するよ
お名前を呼ばれた6名の方
待機場所に案内します」
紅玉の潤が手を挙げて案内してくれる
「伴奏のayumi☆さんは
friendshipの翔くんと打ち合わせをお願いします」
「こちらです」
直ぐに彼がやってきて
バンドメンバーの所に案内していく
「智にぃ、すみません
お手伝いまでして貰って」
無門が申し訳なさそうな顔をする
「俺も仲間だから
手伝えることは何でもするよ
ソラスのメンバーは本番まで休んでて
後はスタッフがするから」
「それは智にぃもだよ」
「大丈夫!チビちゃん達は俺の担当だから」
「そうでした
お任せします」
智にぃさん
ふぃえアリーズたちの待機場所に向かって
走って行った
<続きます>