I'm crazy about you 6 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

25日0時を過ぎてすぐメールの着信音が鳴る

 

 

「翔君

 誕生日おめでとう

 

 

 

 明日10時だね、待ってるから

 オイラん家の前で待ってるのは反則だから

 ちゃんと見つけて」

 

 

誕生日メール、毎年必ず日付の変わった頃に送られてくる

俺だけ特別って思った事もあったけど

メンバーや後輩にも送ってるって聞いて、ガッカリした事を憶えてる

 

それでも気持ちが嬉しくて

このメールを心待ちにしてる俺が居る

 

 

 

待ち合わせ場所 ・・・ あの日から俺を悩ませている事

 

智君の好きな場所? ・・・ 美術館とか ・・・

クルージングかな ・・・ いつも釣り船だからカッコいい船とか

俺と二人で入れるところでしょ ・・・ アミューズメントパークとか

 

 

って全部一人で入れるじゃん

 

 

最終手段で智君のマンションに迎えに行こうって思ってたら ・・・

ズルするなって事なのね ・・・ どこまでも厳しい

でも捜し出すから絶対 ・・・ そしたら気持ちを伝える

 

 

 

意気込んで眠りに就いたけど ・・・・ ドキドキして眠れない

結局ウトウトしただけで朝を迎えた

 

 

 

 

捜さなきゃいけないから、待ち合わせ1時間前に家を出る

 

 

 

取りあえず思いつくところから ・・・

車のエンジンを掛けて、アナタのいる場所へ走り出す

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

翔君の誕生日プレゼント ・・・ 一緒に過ごす時間

考えてしまう ・・・ 伝えてもいいのかな俺の気持ち

 

 

万が一、俺と同じ想いだったら ・・・ 用意したんだプレゼント

だから、見つけて ・・・ これを渡したいから

 

 

俺にとっては賭けだから ・・・ 

 

 

 

10時ピッタリに行くのは可哀想だから

少し早めに行くよ

 

 

 

翔君のマンションに着いたのは30分前

 

 

 

約束の時間の10分前にメールを送る

「待ち合わせ場所に着いたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

翔君が笑顔で出て来てくれるのを待ってるから

 

 

 

<続きます>