I'm crazy about you 5 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

重い瞼を開けて回りを見れば、見慣れた部屋

 

どうやって帰って来たんだ ・・・ 

起き上がって自分をみると

スウェットの上下に着替えてあるし ・・・

 

俺が着替えた? ・・・ 記憶が飛んでる

 

 

久し振りに翔君と一緒だったから、舞い上がって飲み過ぎたんだ

変な事口走っていないよな ・・・ 

確か翔君を送っていくとか言ってたような気がする

 

 

二日酔いの重い頭じゃ思い出せるはずもなく

ノロノロと風呂場に向かいシャワーを浴びて

頭と体を覚醒させる

 

タオルで頭を拭きながら、リビングに入ると

携帯電話がテーブルの上に置いてある

 

 

???

あんなところに置いたっけ

 

 

近寄って見ると、携帯の横にメモが ・・・ 翔君?

 

 

誕生日プレゼントは俺と一緒に過ごしたい ・・・

 

 

 

 

 

どういう事? 

 

 

 

 

 

・・・・ デートって事?

 

 

 

 

 

俺と?

 

 

 

 

 

翔君が ・・・・ いやいや、違うよね

 

 

 

 

 

 

それに、昨日送ってくれて着替えさせてくれたのは翔君?

何で覚えてないの ・・・・ 

 

 

 

 

思わず頭を抱える ・・・ 情けないな ・・・

 

 

 

 

それより、25日一緒に過ごすって

相談事かな ・・・ それとも ・・・ なに

 

 

 

 

自分に都合よく考えてしまう ・・・ バカだな  

期待したらダメだって解ってる

 

俺と同じ想いを抱いてるなんて有りえないから

だって ・・・ 俺は男だし

彼奴の好きなタイプにもあてはまらない

 

 

 

 

それでも万が一、俺と同じ想いを持っていてくれるなら ・・・

確かめてもいいのかな 

 

 

 

 

 

俺が一番入りたい場所 ・・・ 何度も行った

勇気が出せなくて ・・・ 後1歩が踏み出せなくて 

手を伸ばしたら駄目だって自分に言い聞かせて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その度に俯いて帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔君の住むマンション

君の部屋の前で待ってるから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の事見つけてくれるかな

 

 

 

 

 

 

 

<続きます>