I'm crazy about you 3 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

どんなに消そうとしても消えない想い

 

 

昔は毎日会ってたのに

個人の仕事が増えて

最近は1週間に1度しか会えない時がある

 

 

どんどんアナタを遠くに感じて

傍に寄ることすら恥ずかしくて

何気なく触れる手や肩、その部分だけ熱を持って

アナタが笑いかけるだけで涙が出そうになる

 

 

本気なんだ ・・・ もう限界で ・・・

想いが抑えられない ・・・ 欲しい ・・・ 智君の全てが

アナタの瞳に映るすべての者を排除して

俺だけを見て欲しいって

 

 

 

このどす黒い感情を浄化できる術があるなら

・・・・・・・・ 誰か教えて ・・・・・

 

 

 

 

 

 

「いつまで、うじうじ考えてるんですか?」

 

 

頭の上から言葉が落ちてくる

顔をあげると、ニノがため息をついて俺を見つめてる

 

 

 

「うじうじ ・・・ なんてしてないけど」

 

平静を装って答えると

 

 

「ふふっ ・・・ 難しい事ばかり考えてる

 今更隠さなくても、翔さんが煮詰まってる事くらい皆知ってますよ」

 

 

「煮詰まってるって ・・・」

怪訝な顔で尋ねると

 

 

「大野さんんでしょ ・・・ 好きで好きで仕方がない

 今の関係を壊す勇気も伝える勇気もなくて

 持て余す感情ってやつですか?

 安心してください、大野さんは気が付いていません

 あの人、自分の事には無頓着ですから」

 

って、全てを見透かしたような瞳で見つめる

 

 

「皆知ってる?」

 

 

「ええ、相葉さんですら気が付いてますよ

 だって、翔さんの大野さんを見つめる眼差しは恋する瞳ですから

 愛情駄々漏れ、気付いていないんですか?

 もしかして隠してるつもり」

 

 

隠してるつもりって ・・・ 完璧に隠してるはずだけど ・・・

 

 

「その顔は隠してるつもりなんですね ・・・ ふふふっ ・・・」

そう言って、可笑しそうに笑う

 

 

「尊敬してるし好きだよ ・・・ それはメンバー皆と同じ ・・・」

って、呟くと

 

 

「まぁ、いいですよ認めたくないなら ・・・

 一つだけ忠告します、もたもたしてると掻っ攫われますよ

 あの人意外とモテますからね、先輩、後輩、男女を問わず

 無自覚で色香を振りまいてますからね ・・・

 ほら、一番狙ってる人が入ってきましたよ

 常識に捉われて、取り返しのつかない事にならないように

 私からは以上です」

 

そう言って、俺の肩をポンと叩いて向かい側に座った

 

 

 

 

狙ってる? ・・・ 松本が ・・

 

この前 『翔さんが誘わないなら俺がって』 言ってた

俺の横に座った松本の顔をじっと見ると

 

 

「おはよ、どうしたの?そんな怖い顔して ・・・

 それより、リーダーは?

 俺より遅いって珍しいね」

 

って、部屋を見回しながら尋ねる

 

 

「もう来てますよ、打合せがあるって別の部屋に行きました」

 

って、ニノがゲームをしながら答える

 

 

「急ぎの用なの?]

って、尋ねると

 

 

「今度また振り付けお願いしようって思って

 今日空いてるかなぁ ・・・ 飲みに誘おうって思たから」

って返ってきた

 

 

ゲームしてたニノが、俺の顔を意味ありげな顔で見つめる

 

 

「俺も同席しても良い?」


 

思わず飛び出た言葉に、自分自身も吃驚したけど

譲れない ・・・ 

 

 

横目で見つめる俺に

 

 

「良いけど ・・・ 仕事大丈夫?忙しくないの」

 

 

忙しくても大丈夫だよ ・・・ 酔った智君を一人にできない

想いを伝える前に誰かと付き合いだしたら ・・・

諦められないから

 

 

松本が本気で行くなら、俺だって本気になる

誰にも負けない、智君を好きな想いは

 

 

 

「大丈夫だよ、それとも俺が居ちゃ拙いの?」

 

 

 

「全然、リーダーがOKしてくれたら ・・・

 それならいっそ皆で行きます?」

 

 

これは牽制なのか ・・・ どっちでも良い二人きりにはさせない

 

 

「俺は構わないよ、ニノは?」

って、声を掛けると

 

 

「大野さんが行くなら参加しますよ、相葉さんも大丈夫でしょ、きっと 」

って、俯いたまま答える

 

 

 

そこに、智君と雅紀が部屋に入ってきた

 

 

 

「リーダー、今日皆で飲みに行かない?」

って、松本が満面の笑みで尋ねる

 

 

「えっ ・・・ 皆でって翔君も?」

そう言って、俺の顔を見つめる智君

 

 

「うん、久し振りに5人で行かない?」

って、恐る恐る聞いてみると

 

 

嬉しそうに笑って

 

「翔君も来るんだ、 5人で飲むの久々だし行くよ」

って答えた

 

 

「良かったね、翔ちゃん」

 

 

「へっ ・・・ 何で翔君が良かったの?」

って不思議そうに尋ねる智君に

 

 

「あっ ・・・ 皆で飲みに行きたいねって話してたの

 この前翔ちゃんと」

 

って、慌てて答える雅紀

 

 

ナイスナフォローって言っていいのか ・・・

 

 

「そうなんだ ・・・ みんなとね ・・・」

少し淋しそう? ・・・ って違うよね ・・・

 

 

俺はアナタと二人で行きたい

考え込む俺に

 

 

 

「翔君、誕生日のプレゼント何が欲しい?

 考えても思いつかなくて」

そう言って、優しく笑う

 

 

 

俺は ・・・ アナタが欲しい

アナタ以外はいらない、そう言えたらどんな楽か

 

 

 

「ちょっと考えさせて」

そう答えると

 

 

 

「うん、ゆっくり考えて」

 

そう言って、いつもの定位置

ニノの隣に座った

 

 

 

 

 

智君からのプレゼント

 

 

 

 

アナタの時間が欲しい

俺の誕生日を一緒に過ごしてほしい

 

 

 

 

 

それだけで良い

 

 

 

 

 

今日伝えるから ・・・ 頑張れ俺

 

 

 

 

 

動き出したんだ ・・・ もう止められない

 

 

 

 

 

 

<続きます>

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

こんばんは

 

再びです(^^;

これ終わらないかも ・・・ 誕生日完結を目指しますが

終わらなかったら、ごめんなさいm(__)m

 

 

何で長くなるのかな ・・・ 細かすぎるかしら?

 

 

拙いお話にお付き合いくださり

ありがとうございます

 

 

明日はお話の更新が出来ないかもしれません

その時はすみません

なるべく頑張ります