翔と智君 智と翔君(番外編 最終話) | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

二人を見送ってリビングに戻ると

翔君がソファーで横になったまま眠ってた

 

 

もう、結局寝落ちかよ  ・・・ 仕方ないか、俺より忙しかったから

 

 

一人で飲んでる潤君の横に座ると

 

「あの二人、やっとくっ付いたね」

って言って、クスクス笑ってる

 

 

「気が付いてたの?」

って、潤君の顔を覗き込むと

 

 

可笑しそうに笑いながら頷いて

 

「ニノが相葉さんを好きなのは知ってた

 時々、熱っぽい眼差しで見つめてたでしょ

 自分ではばれてないって思ってたみたいだけど」

 

 

こいつも、意外と見てるからな

 

「確かに ・・・ バレてないって思ってたはず」

 

 

「相葉さんが気が付かない事の方が吃驚だった ・・・

 まぁ、自分の気持ちにも気が付いていなかったから仕方ないけど」

 

 

「それを言うなら、あそこに寝てる人も同じだけどね」

って、寝てる翔君を指さすと

 

 

「翔さんは大野さんしか見てないから、気付くはずないでしょ

 それより、大野さんがこんなお節介だとは思わなかった」

 

そう言って、横目でじっと見てくるから ・・・ ドキッとするだろう

 

 

 

「相変わらず、色気のある目だねぇ ・・・ 

 そんな眼で見つめられたら、どんな奴でも落ちちゃうよ

 お前には必要ないな俺のお節介 ・・・ まぁ、もうしねぇし ・・・」

 

って言って笑うと

 

 

「なんで、俺の事もたのみますよ」

 

って言って、ニヤッと笑う

 

 

「ふふっ ・・・ そんなこと微塵も想って無いくせに ・・・

 そんな事が有ったらどうぞ、その代り高くつくよ」

 

 

 

「あはは ・・・ よろしくね ・・・ じゃあ片付けますか」

そう言って立ち上がるから、一緒に立ち上がって

 

 

「いいよ片づけは俺がするから、それより泊まってく?」

って尋ねると

 

 

手をひらひらさせながら

 

「そんな無粋な事しませんよ、あそこの人に恨まれますから

 ホントに良いの、片付けなくて」

 

 

「うん大丈夫、手伝ってくれてありがとう感謝してるよ

 じゃあ、タクシー呼ぶね」

 

そう言うと、潤くんは頷いてツリーの傍に行って

じっと流れる光を見つめてた

 

 

キッチンで片付けてる俺に聞こえる様に

 

 

「この光みてると素直になれるのかな ・・・

 翔さんより早く大野さんと出会いたかったな ・・・」

って、呟いた

 

 

「何言ってんだか ・・・ 酔ってるだろう?」

って答えると

 

 

潤君が振り返って

 

「いい気分だよ ・・・ そろそろ来るから帰るね」

って、部屋から出て行こうとするから、後ろを追いかけて

 

 

「うん、気を付けてね」

 

そう言って玄関まで送ると、

俺をふんわり抱きしめて、帰って行った

 

 

 

何処までもカッコいいやつ ・・・ 

 

 

 

 

片付けを済ませたら、ベッドに連れてかなきゃ

部屋に戻って、翔君の寝顔を見つめて

そっと、唇にkissする

 

 

 

「初めてのクリスマスって言ってたのに ・・・

 ふふっ ・・・ まっいいか、幸せそうな顔して寝てるから 」

 

 

キッチンで洗い物してると、ふわっと後ろから抱きしめられる

 

「なんで ・・・ 起こしてくんないの ・・・ ねぇ ・・・ う~ん ・・・」

って言って、首筋にkissの雨

 

 

「酔ってんじゃん ・・・ もうすぐ終わるから ・・・ 先にベッドに行ってろ」

そう言って、髪の毛をクシャクシャにすると

 

 

 

「やだ ・・・ ツリーのとこで待ってる」 

そう言って、甘いkissをして俺の腕を掴んで歩き始めるから

 

 

 

「待ってるんじゃないの ・・・ わかった ・・・ 俺も限界 」

ほとんど終わってるから ・・・

 

 

電気を消して、二人でツリーの傍に座る

 

 

「さとしくん ・・・ 愛してる ・・・ 

 もし、 ・・・ 松本より後に知り合ったとしても ・・・ 

 俺は ・・・ 智君を振り向かせる ・・・ 絶対に ・・・」

って、大声で叫ぶ

 

 

その口を俺の唇で塞いで熱いkissをする

 

「この酔っ払い ・・・ 狸寝入り ふふっ ・・・

俺も渡さないよ誰にも ・・・

 …  どうする ・・・ ここでする?」

 

 

そう言って、翔君の手を熱く脈打つ俺自信に触れさせる

 

 

「もう、我慢できないんだけど」

って吐息交じりに囁けば

 

 

「俺も ・・・ 待てない ・・・」

って、艶めかしい顔で俺を見つめる

 

 

濡れた唇に、俺の唇を重ねて舌を忍び込ませて

深く烈しいkissを繰り返す

 

 

お互いの衣服を脱ぎ捨て

生まれたままの姿で抱き合いながら ・・・

 

 

幻想的な光の中で、何度も繋がって

熱を吐き出した ・・・

 

 

 

言葉では上手く伝えられない俺の想い

体で伝えるよ ・・・ 全てをあげる ・・・

 

 

 

 

 

 

愛してる ・・・ 

 

 

 

 

 

 

どこに居ても出会ってた

そして好きになってた

俺はお前に夢中だよ、昔も今も ・・・

 

 

 

 

 

 

カズ、繋いだ手は離すな

相葉ちゃん、ここからがスタートだよ

どんな未来を紡いでいくかは、二人の気持ち次第

もう、お節介は焼かない

 

 

 

 

 

 

俺には手のかかる、愛しい人が傍に居るから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<おしまい>

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

こんにちは

やっと、最終話でございます

 

一月遅れになってしまいました(^^;

 

今日中に翔君のバースデイ企画のお話をUPしようと思います

多分1話では終わらないです ・・・

よろしくお付き合いください

 

 

拙いお話にお付き合いくださり

ありがとうございます