我が家のお節料理
いつも読んで頂いてありがとうございます
『食べるを楽しむ』を伝える 食の講師 うえはら美穂です🌶
毎年我が家はお節を作ります
最近はコンビニでもお節料理を売ってますが、私は苦手💧
食べられるものが少ないというか…苦手なものも多くて、なんだか勿体ない気がするのよね。
有名飲食店のお節になると、かなり高額ですしね💦
だから、毎年食べるものだけ作ります。
今年は次男がいろんなお野菜を育ててくれたので、ちょっと頑張って作って、お重に詰めることにしました
お重は三段
詰める順番、意味があるのです
そういえば昔、まだ嫁ぐ前のことですが、実家のおばあちゃんから教わったことがありました。
昔はこうやって親から子へ、子から孫へ伝えていったのでしょう
もしくはお嫁さんに教えたりね
今はインターネットという便利な物がありますから、わからないことはググれば簡単に調べられますけどね🤭
今年はそれにならって詰めてみました
壱の重
祝い肴と口取りを詰めます
壱の重は子孫繁栄、家内安全、不老長寿など人々の繁栄を願う意味が込められているそうで、祝い肴とは黒豆、数の子、そして関東では田作り、関西ではたたきごぼうの3種のことだそうです
お節と言えば黒豆ですが、我が家は毎年薪ストーブの上でコトコト煮ます
圧力鍋などは使わずに、普通の鍋でコトコトです。
これでふっくら柔らかです
たたきごぼうに使ったごぼうは『連島ごぼう』でお隣岡山県産のごぼうです。
連島ごぼうは柔らかくて美味しいのですよ～
数の子は今回、松前漬けにしたので弐の重に詰めました。
口取りとはいわゆる『酒の肴』のことで、かまぼこやきんとんなど海の幸山の幸の両方を使った甘みのある料理のことです
きんとんに使ったさつまいもは次男作の紅はるか
栗も我が家にはたくさんあるのですが、今年は残してなかったので市販の甘露煮です
実は栗きんとんは今まで作ったことがありません。
だって、お正月は甘いものたくさんでしょ❓
わざわざお節にいれなくてもって思っててね。
でも今年はさつまいもがたくさんあるから、初挑戦です
かまぼこはうさぎ耳に飾り切り🐰
酢の物は弐の重に詰めるのですが、息子作のあやめ雪という半分、紫色の蕪で作った菊花蕪がほんのりピンクで可愛いので、ここに詰めました
弐の重
おせちのメインにあたる焼き物や酢の物を詰めます
お節を食べる家族、親戚のみなさんが良い1年を迎えられるようにとの願いが込められているそうです
出世魚のぶりを照り焼きに
車海老は沖縄県産でしたが、買ってきてもパックの中でずっと生きてるの💦
料理するのが怖かったよ～
ローストビーフはアイラップを使って簡単に✌️
数の子は自家製松前漬けにしてみましたよ
紅白なますの大根、金時人参、柚子は我が家産
ここだけは、我が家産では作れませんね(笑)
何せ、我が家は山の中
海のものは無理ですから
参の重
山の幸でお煮しめを詰めます
ごぼう、れんこん、金時人参、高野豆腐、八頭(里芋)、高野豆腐、こんにゃく、干ししいたけで作りました。
いろいろな食材を一緒に煮ることから、家族が仲良く結ばれながら繁栄するようにの意味が込められているそうです
毎年思いますが、お節って大して大変ではありません。
もちろん野菜が多いので、下ごしらえには手間がかかりますが、そんなに難しいものではありません。
購入するお節もいいですが、伝統料理、季節の風物詩の1つ、お節料理を作ってみるのも楽しいかもしれませんよ♥
来年は野菜は全て我が家産を目指して…
今年一年皆様のご多幸をお祈りして、お節を頂きました
野菜ソムリエプロ
アスリートフードマイスター
うえはら美穂
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