*スマホ謎な事件(長文)* | *ことことブログ*

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6歳差の兄弟と、同じような境遇の子供たちのお手伝いをしながらの日常、仕事のことなどを淡々とたまに毒吐きながら書いています。
ハンドメイド、きのこ、チロルチョコ、ジブリが好きなシングルアラフォー。


解決?したので投稿〜




弟君は

遊びに出ていて門限に遅れそうなときは

私に連絡をしてくる



この日は

門限を5分過ぎても帰らず 連絡もなかった



おかしいな


何かあったのかと電話をかけてみたけれど

出ない




しばらくすると家のチャイムが鳴り

インターホンに出ると


弟君と一緒に遊んでいたという子が

慌てた様子で私を呼ぶ




玄関を開けたら

焦った表情の子が一人


私が「どうした?」と尋ねると

「弟君のスマホが無くなったから探してる!」

とのこと



「わかった」

私が即座に弟君のスマホのGPS検索をすると

あるコンビニに反応を確認

電話をかけてみたけれど出ない



「よし行こう」

その子とコンビニに向かいながら

事の詳細を尋ねる



公園で遊んでいるときに

みんなで荷物を置いているところに

弟君はスマホだけを置いて遊んでいた


帰ろうとした時に

スマホが無くなっていることに気付いた


弟君と他の友達はまだ公園を探しているから

それを伝えるために来た


とのこと



途中で弟君と合流し

一緒にそのコンビニへと向かう



もしかしたら

誰かがスマホが落ちていると思って

近くのコンビニに届けてくれたんじゃないかな?




当時は本気でそう思っていた
 





コンビニに着いて店員さんに

スマホが無くなってGPSを辿ってきたら

このコンビニに反応がある


スマホの落とし物は届いていませんか?

と尋ねた



届いていませんねぇ…との返事を聞き

また私のスマホの画面を確認すると

移動する弟君のGPS


反応はコンビニの駐車場に進み

また止まった



店員さんと私は

走って駐車場に行き辺りを見回すが

人通りも車も多く全くわからない


コンビニの奥から

他の店員さんとオーナーも出てきて

一緒になって探してくれているうちにまた

GPSに動きが出た



これ以上は申し訳ないと

店員さんたちにお礼を言って

GPSの反応を追いかけることにした




住宅街に入り

人気もまばらになった頃

GPSは動きを止めた


完全に経路を示しているわけでは無く

やはり多少の誤差はあるため

慎重に動きを見ながら進んでいた



反応は

ある家と家の境目に示している




捨てられたのかな



電話を鳴らしてみる



出ないし着信も聞こえない



しかしそこに5分いてもGPSは全く動かない



一緒に来てくれた子に

お礼を言って もう家に帰るよう促し


兄君のスマホに連絡をして

今すぐ来て!!と助けを求めて到着を待った




待っている間に家と家の隙間の

片方の家の住民が帰ってきたから説明をする


しかしだいぶ高齢のため

GPSが何なのかを説明するところからになったw


その間に兄君到着w



もう片方の家のチャイムを鳴らし

かくかくしかじかと説明をすると

見てきます!と家の隙間を探しに行ってくれた


植え込みや植木鉢の下

排水溝や屋根の上

みんなで探し回ったけれど

スマホは見つからない



GPSの反応は相変わらずそのままで

でもやはり少しの誤差


もしかしたら

その裏の家かもしれない と思うような距離感



探してくれた人たちにお礼を言うと

何かあったら連絡しますよ!と

連絡先を交換してくれた




外はもう暗い


裏の家に回り込んでチャイムを押す


この家の外から見える窓は

全部電気が消えている


駐車場には車も無い


留…守…?



また弟君のスマホに電話をかけてみたが

やっぱり出ないし音も聞こえない


弟君のスマホにはすぐロックをかけたから

私への連絡くらいしかできないようになっている



30分ほどしてもGPSは動かないから

とりあえず帰ることにした
 



弟君の顔は青白く

表情は引きつっていて

家に帰っても全く落ち着かない様子



物を盗る人が悪いけれど

盗られるようなところに

そういうものを置いておくのは駄目だ



私が言うと

弟君はポロポロ涙を流し

ごめんなさい と言った



落ちている財布や鍵を拾って交番に届けたり

街路樹のところに落ちていた千円札も

誰のかわからないのに交番に届けたり


そんな子の物を盗るなんて

腹立たしくてたまらない



GPSの反応はずっと変わらないまま


もう一度電話をかけたりしてみたけれど

やっぱり何の動きもなく

その日は寝ることにした




今回使った弟君のGPSのアプリ

【ファミリーリンク】

これで兄弟のスマホを管理している


そこに自分のスマホから

鳴らしたいスマホを強制的に鳴らすボタンがあり

マナーモードにしていても

爆音でスマホが鳴るようになっている


コンビニにいるときから

動きが止まるまでの間にこれができなかったのは

失態



↑こんなのすぐ見つかると思うやーん

なんで無いの!?って謎すぎたわ

 



次の日の朝

5時半の時点で

まだGPSの反応は同じところにいる



仕事を終えて

帰りながら とりあえず弟君のスマホに

何気なく電話をかけてみた



出た!?!?!



向こう側に人がいる



え?




その状況にどう反応したらいいのかわからず

その場でフリーズwww



向こう側にいる人は

「この携帯の持ち主の方ですか?」と言った




「はい、そうです!!!」


向こう側にいる人は

近くのマンションの管理人さんだそうで


「スマホは預かっているから

 いつでも取りに来てくださいね!」


とのこと



頭の中は「???」


そこで弟君のGPS反応を見たら

場所がわかったので向かうことにした



管理人は


朝8時の交代の時に

スマホの落し物があるという引き継ぎをした


何時頃に届けられたかは分からないが

公園に落ちているところを

拾われてここ(近くのマンション)に

届けられたらしい



おかしい
 


あんなにみんなで探したのに

公園には無かった


多少の誤差はあるものの

GPSはコンビニに寄って

マンションとは反対方向の住宅街に行った



弟君のスマホは【安心フィルター】が

かなりしっかりめに入っているから

使えるのは電話とラインくらい


しかもすぐに遠隔操作でロックをかけたから

全く使い物にならないはず


というわけで

早朝 公園に捨てに行ったな

と予想される



コンビニにいた数人の顔

GPSでロックオンしていた場所

記憶してるからねwwwwwwwww



というのはまぁハッキリ言ってどうでもよくて


スマホ戻ってきてよかったー!!!!





お騒がせをした両方の家には

見つかった というお手紙を書いて

ポストに入れた




弟君は猛省中(笑)


ひたすら家のお手伝いを頑張っています(笑)



ちなみに

兄君を呼び出したのは

用心棒として(笑)


だって怖かったんだもん(笑)





日頃の行いだね