YouTube『吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜』を視る。
 吉野敏明(よしのとしあき)氏は、作家で歯科医師、参政党の共同代表をしていたこともある政治活動家である。
 小麦・植物油・乳製品・甘い物を摂り過ぎな人は、全く摂らないように勧めている。G7で癌の罹患率が増えているのは日本だけで、その原因は小麦・植物油・乳製品・甘い物の摂り過ぎにあると言う。
 大東亜戦争の終戦まで、日本人は小麦・植物油・乳製品・甘い物を摂ることはほとんどなかった。カステラや金平糖も解禁されていたわけではない。小麦・植物油・乳製品・甘い物がどっと入ってくるようになるのは、アメリカの1954年余剰農産物処理法の成立がある。
 アメリカの農業は、国土が戦地にならなかった2度の世界大戦の需要によって発展したが、
「1949年から徐々に陰りを見せてきたアメリカの農業は、朝鮮戦争の膠着と・停戦に伴う特需の終了と西洋諸国での好天と作物増産の影響を受け、1953年ごろから、ついに農産物輸出需要が大きく落ち込み始めた。アメリカ政府は農業調整法に基づく農産物価格支持制度に従って過剰農作物を買い上げたが、その量は額面にして55億ドルに達し、農産物を格納するための倉庫が不足したため第二次大戦で粗造乱造されたリバティ船に積んで、ハドソン川に係留させる措置も講じられたが、それでも一部は野ざらしのまま放置される事態となった」(Wikipedia)
 そこで、実質的に占領した日本の国民の食を、アメリカの都合の良いように変える陰謀を企て、小麦・植物油・乳製品・甘い物を大量摂取するように仕向けたのである。ここら辺り、ワクチンの大量接種が頭に過(よ)ぎる。
 私が子供の頃、ご飯に、真ん中に茶色の線のある平たく円い押し麦が混ざっていた。押し麦は大麦である。私は妙に好きだったが、親の見栄もあるのだろう、いつしか白米だけになる。ご飯も釜で炊いており、母が竃(かまど)から釜を下ろす際に、黒くなった釜の底の煤(すす)が線状に点滅しながら拡がるのを何度か見ており、後に佐藤春夫の『田園の憂鬱』を読んだとき、田園の家の主人が、
「釜を竃から下した時それの尻にちらちらと動いて居た小さな火の粉の行列を面白がったこと」
 があり、何か共感したような気がして嬉しかったことをよく覚えている。
 1日に1回纏めて炊いたご飯はお櫃(ひつ)に移す。電気ジャーではないから冷めてゆくものの、木の保温と保湿効果で苦にはならないばかりか、冷やご飯は温かいものよりよく噛むようになるし、消化が緩やかになって血糖値の急激な上昇を抑えられ、不溶性と水溶性を併せ持った万能食物繊維として働く効能が得られる。
 現在私は、白米1合の3分の2にやずやの発芽十六雑穀の小袋(内容量25g)を混ぜてご飯を炊いている。最初に食べたのが2013年6月のことで、2014年1月には咀嚼数が増え唾液が溢れ出るようになったと日記に記している。雑穀は良く噛まないと消化されない、特に餅黒米などは消化されずにそのまま出てくるので一目瞭然である。
 『竹下雅敏東洋医学セミナー』の中で食品の温冷効果が出てくるが、私は、ご飯・味噌汁・緑茶と言った温のほうが、パン・牛乳・コーヒーと言った冷より好ましい。
 食パンと牛乳と言ったら学校給食だが、私が食べ始めるのは小学4年生からで、初めはアルマイトボールの食器の中で表面にタンパク質分の膜の張る脱脂粉乳で、中学の途中から瓶の牛乳に代わったと記憶している。
 牛など草食動物の乳は成長を促進すると言う。牛乳を飲んで背が高くなったとかよく聞く話だし、1967年「ボイン」が流行語になり1969年月亭可朝の『嘆きのボイン』で一般に使われるようになったことからも分かるが、女性の乳房が大きくなった認識が窺われる。だが、喜んでばかりはいられない。1975年から2015年で乳癌は5倍になっていると言う。成長の促進ならまだ良いが、異常成長となると話が変わる。これではまるでホルモン攪乱物質ではないか。
 アメリカの陰謀に加担する者は、時代を問わず存在する。
 作家で大脳生理学者の木々高太郎(きぎたかたろう)本名林髞(はやしたかし)氏は、
<1960年『頭のよくなる本』で「頭脳パン」を提唱。米食を止め、パンを主食にするべきだと主張した(なお、この木々の主張の背景には、アメリカに本拠を置くいわゆる「穀物メジャー」からの強い働きかけ、さらには研究費の提供等があったことが現在では判明している)>(Wikipedia)
 同書によれば「頭脳パン」は、通常の小麦粉にビタミンB1を100gあたり0.17㎎以上配合する「頭脳粉」を原料とし、このビタミンB1により脳の働きが活発になり、記憶力や思考力が良くなるとしていると言う。脳が必要とするエネルギー源はブドウ糖のみで、この分解にビタミンB1が必須なためである。頭脳パンで頭が良くなるならば、大麦や玄米のほうが良いとも言う。
 確かに大麦0.22㎎、玄米0.24㎎であるし、白米でもアリナミンA25(現在製造終了)を飲めば頭が良くなることになる。
 平然と嘘を吐いて人を騙すことを一つの才能とすら考える人間は、何時の時代も少なからず存在するが、まだ存在できないことに気づかないか、気づいても手遅れになるかのどちらかである。

木々高太郎
・無意識レベルのカルマ
 1897年5月06日(0歳)ー6(植物レベル)
 1928年2月12日(30歳)ー9(鉱物レベル)
 1938年2月12日(40歳)ー9(第3エレメンタルレベル)
 1948年2月12日(50歳)ー9(第2エレメンタルレベル)
 1958年2月12日(60歳)ー9(第1エレメンタルレベル)
 1968年2月12日(70歳)ー9(裏神的レベル)
ーヘルメス崇拝
・独り善がりー4(神的レベル)
・向上心ー2(人間レベル)
・意識の進化段階ー0.2(第1システム国津神第5レベル)
・モナドの存在位置
 1969年10月31日ー動物システム
 現在ー消滅
・精神年齢(満72歳)ー73歳 →IQ101(平均)

 少し考えれば分かりそうな嘘も、同じ日本人の作家で学者が本にすると、すっかり信じ込んで騙されてしまうし、メリケン粉の使い道も鉄板で植物油を併用し、お好み焼きやらタコ焼き、もんじゃ焼きと新発明してしまう。
 『独り善がり-616』(2024年02月21日)で禁煙が広まっても肺癌は7倍に増え、
「一つの誤った判断、誤った同調圧力、誤った政策、によって社会は革(あらた)まった」
 と皮肉を述べたが、今段は1嗜好品に留まらず、伝統的な健全な日本人の食を根本的に致命的なものに革めようとする悪辣なものである。
 肺癌にしても、ニコチン・タールが原因となる肺扁平上皮癌は減っているけれども、植物油が原因となる肺腺癌は増えている。植物油の摂取量は1960年から現在は7倍に増えている。
 肺腺癌に限らず、全ての腺癌、胃、腸、子宮体部、肺、乳房、卵巣、前立腺、肝臓、膵臓、胆囊など、は植物油の過剰摂取が原因となると言う。
 ずっと以前、通販でスパゲティ麺を買ったとき、サービスでオリーブ油がついてきたが、その臭いに閉口したことがあった。コンビニで菜種油を求めたが、キャノーラ油しかなかった。美味(うま)いとは思わなかったから、今ではスパゲティを喰うことはない。
 小麦粉の過剰摂取で悪さをするのは、小麦の胚乳にあるタンパク質グルテンである。グルテンは免疫攪乱物質である。花粉症、アトピー性皮膚炎、湿疹、 各種アレルギー、線維筋痛症、過敏性腸症候群、クローン病、リウマチ、むくみ、副腎疲労などの原因になると言う。
 グルテン不耐症は日本人の80%に及ぶと言う。ブッディで確認すると2024年9月2日時点で78%だった。
 甘い物の過剰摂取は、糖尿病だけでなく、鬱病、双極性障害、パニック障害、強迫性障害など。
 小麦・植物油・乳製品・甘い物は、個人の許容量に違いがあり、どれだけ摂ったら良いか一概には言えないが、何か症状があれば許容量を超えているのは間違いがないから、少しも摂らないようにしなければならない。
「そんなに摂っていない」
 どの患者も口を揃えて言うそうである。小麦・植物油・乳製品・甘い物は、麻薬と同じで脳の報酬系に働きかける中毒性がある。麻薬をそんなにやらないから大丈夫と言っても許されない。
 私はガヤトリー・マントラで、自身のみならず、口にする飲食物を全て浄化している。『あの人は狼男だった-611』(2024年01月28日)で私の肉体の滅びが122歳なのも、そのお蔭だと思っている。浄化の祈りで、本来の人の寿命が全うできるようになるのではないだろうか。

吉野敏明
・無意識レベルのカルマ
 1967年10月18日(0歳)ー9(神的レベル)
 1992年6月12日(24歳)ー7
 2000年6月12日(32歳)ー9(人間レベル)
 2008年6月12日(40歳)ー9(動物レベル)
 2016年6月12日(48歳)ー9(植物レベル)
 2024年6月12日(56歳)ー1(鉱物レベル)
ーキルケ崇拝
・独り善がりー5(神的レベル)
・向上心ー1(人間レベル)
・意識の進化段階ー13.9(第3システム国津神第3レベル)
・モナドの存在位置ー消滅
・肉体の滅びー2024年10月12日
・精神年齢(満56歳)ー60歳 →IQ107(平均)

 吉野敏明氏は、残念ながら魔女である。いかに正しいことを言っても、遣っても、魔女である悪を帳消しにはできない。肉体の滅びが2024年10月12日で、一月余りに迫っている。
 『誰にしようか3-641』(2024年07月05日)の内海聡候補も医師で、同じキルケ崇拝の魔女である。2人で対談もしている。肉体の滅びは2024年7月12日だった。