009ノ1①-6 | ネムリ・モヤのブログ

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《指令No.6 ジャンプせよ! 時空果つるまで》

タイムマシンを開発したナイト博士が、タイムマシンを利用したまま、婚約者を連れて約束の時間になっても帰ってこない。


やがて、タイムマシンは帰ってきたが中からは、大昔にいた虎、サーベルタイガーが出てきた。


博士たちを何とか捜してほしい!


そこで009ノ1の登場だ。


博士たちが向かったらしい大昔にタイムマシンで向かうと、猿人に捕らわれていた。


いったい何があったのか。


ナイト博士は、黒人として負い目を感じていた。


そこで1968年に飛び、未来の武器の技術などを書いたマイクロフィルムを黒人の中の活動家のような人物に渡そうと画策していたのだ。


それを止めようとフィアンセはしたのだが、大昔に飛ばされ、タイムマシンは姿を消してしまったのだという。


だが、歴史を変えてはならないのだ。


抵抗するナイト博士を仕方なくなきものにする009ノ1。


博士を捜していたものたちには、猿人に殺されたのだとウソをつき、こっそり歴史を変える書類は回収し、彼の名誉を損なう事は避けた。



双葉社「週刊漫画アクション」1967年12月7日号・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「009ノ1(1)」から)