第13話より。
記憶を取り戻した秋山蓮は、ライダーである城戸真司と仲良く食事をしている場合ではないと改めて思った。
真司が勤めるOREジャーナルでは、ノンストップのエレベーターで人が消える都市伝説に注目していた。
早速、真司とレイコはそのエレベーターのあるビルに向かうことに。
2つあるエレベーターを手分けして乗ってみる二人。
真司のエレベーターは地下の駐車場に向かっていたため、北岡秀一の運転手ゴローちゃんと出くわし、構えてしまう。
一方、レイコはブラックリストに入れた北岡秀一と出逢い、屋上のレストランの食事に誘われるが断るのであった。
秋山蓮は、城戸真司にゾルダの正体が弁護士・北岡秀一だということを教えていなかった。
やはり、ライダーとしての距離感がそうさせたのであろう。
神崎優衣の電波の悪い電話から、城戸真司はゾルダが北岡秀一のボディーガードであるゴローちゃんだと勘違いしてしまったから、さあ大変だ。
何も知らないゴローちゃんに説教するわ、それを聞いた頭のいい北岡なら、そのままほっとくわけがない。
その頃、秋山蓮は新たな仮面ライダーに出会っていた。
手塚海之(てづか・みゆき)というコイン占いをする男である。
←コインを飛ばしているのを見るといつもかつての本郷猛と一文字隼人がコインで担当を決めていたのをふと思い出しがち(笑)。
悪い結果を客に告げつつも、運命は変わらないものではないと言う。
蓮に対しては、占いを頼んでもいないのに、
「運命を受け入れてはいるが、同時に矛盾も感じている」
と告げたり。
「重要な人間に逢う」と自分自身も占ってみたりするが。
どうやら、彼はライダーの運命を変えたいと思っているようなのだ。
決まった運命を変えたくなる性分らしい。
エレベーターのミラーモンスターに感知した城戸真司は早速、龍騎に変身し戦いに向かうが、ゾルダの容赦ない攻撃にあい、反撃する。
だが、すきがあったのかゾルダに龍騎の攻撃がまともに受けてしまう?