アニメーションの神様 その美しき世界 Aプログラム(川本喜八郎) | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

先週からのアニメーション繋がりでしょうか?
予告編の美しさにひかれやって参りました。

「花折り」「鬼」「詩人の生涯」「道成寺」「火宅」のラインナップです。


「花折り」壬生狂言原作の滑稽話。

唯一のせりふをしゃべる小坊主の声を黒柳徹子さんがあてていた。←あとで種明かしするから、きがつかず。

「鬼」今昔物語の一部が原作。

鬼好きとしては、結構好きな話でした。


「詩人の生涯」…安部公房の小説。

パステル画を使ったもので、他の人形アニメーションとは異質。

暗い安部公房の世界ではあるが、詩人の定義に少し納得もする。

作家も同じような定義だと思う。


「道成寺」…あんちんきよひめ、蛇に化けて~♪で有名なお話。能でもある。

女って怖いね(笑)。

「火宅」…能「求塚」を翻案した作品。

モテる女はツラい←気持ちはわからない?(汗)


絵はがきがついてくるというので、つい購入のパンフレット。
上が、川本喜八郎作品ですね。

絵はがきは、来週の岡本忠成さんのも含め二枚。

今回は、川本喜八郎さんの道成寺の1シーンのものを。

はがきとあって、裏に切手貼るところあります。

「花折り」の小坊主やないかい!(笑)

川本喜八郎さんの人形に見覚えがあるなと思ったら、NHK人形時代劇「三国志」で見覚えがあるんだなぁ!

アニメーションとはいうけど、元祖3D的な立体作品である。

背景が平面なのに、人物が立体…斬新である。

人形劇ではすまされない世界だなと観入りました。