第31話より。
G3とアギトは、カニのアンノウンの攻撃で水中に落下しやっつけることが出来なかった。
結局真魚ちゃんは、テニス部を辞めてしまった。
津上翔一は、少し心配しながらも深入りはしなかった。
居候している美杉家でも、真魚ちゃんは孤独を感じてしまう。
←さるとびエッちゃんも、居候だったが。
亡き父との思い出だけが、彼女の支えである。
公園でスケートボードが飛んできた。
←オリンピックの前の話である。
真魚ちゃんが触ろうとすると、板が割れてしまう。
また特殊能力か?
津上翔一は、真魚を見つけて声を掛けるがそこでもブランコの椅子が飛んでくる。
鎖が切れるとか何事?
真魚ちゃんは、自分の力かも?とその場を立ち去るのだが足をくじいて倒れてしまう。
そこにタイミングよく、あかつき号メンバーの相良の車が立ち止まる。
助けたかに見えたが、これは明らかに拉致である。
あかつき号メンバーである関谷真澄もカニのアンノウンに襲われそうになったが、別のアンノウンに止められた。
あかつき号メンバーではない真魚ちゃんを拉致することは、相良とて好きでやったわけではなかった。
沢木哲也の指図によるもの。
仲間は多い方がいい、これから先のために。
あかつき号での出来事をきっかけに、妻とうまく行かなくなった相良。
昔を引きずって生きていた。
氷川誠は、事件性がはっきりしない真魚ちゃん失踪をたずねびとのポスターを貼ることでしか協力は出来なかった。
津上翔一にとって、唯一の手がかりである真魚ちゃんのいなくなった場所から猛スピードで立ち去る黄色の車を偶然見つける。
こんなに早く見つけ出すとは、特殊能力か?
車の持ち主のマンションの部屋番号まで探しだし、真魚ちゃんを連れ出す。
しかし、真魚ちゃんは、家には帰らないと言い自分の居場所を捜したいと、津上翔一に話す。
様子をうかがっていた相良は、再びカニのアンノウンに襲われてしまう。
アギトは、バイクのマシントルネイダーを使ってようやくカニのアンノウンをやっつけることができた。
相良は、真魚ちゃんが使ったと思われた超能力は実は自分の力だったと告白し命を落とす。
真魚ちゃんは、相良の幸せだった家の思い出を感じ取ることが出来た。
彼は過去しか居場所がなかったのだ。
グッズコーナー。