さるとびエッちゃん④-3 | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

《退屈なんて忘れちゃう》

夏休みが退屈だとなげくミコちゃん。


それに対して、日本人は何かをしていないといけない人が多いから、いつか退屈になったときにノイローゼになると、ブクという犬は話すのである。


←まるで、コロナ禍を予見してるようである(汗)。


犬がしゃべったとパニクるミコちゃんだが、母親に逆に心配される。


前回エッちゃんが、同級生に貸してあげた音が出て絵が動く本。


欲張りな金持ちの子が、おまわりさんを巻き込み、貧しい少年が自分の本を盗んだと騒いでいた。


事情をよく知っているエッちゃんもその場に向かう。


エッちゃんが何も書いてない本だというと、その本はホントにそういう本に変わっていた。


晴れて無罪放免となった少年。


母親しか家族がいないとボヤく少年に、エッちゃんは両親がそばにいないのだと言う。


自分の弱さを、環境のせいにしてはいけないんだよね(汗)。



講談社「週刊少女フレンド」1971年頃・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「さるとびエッちゃん(4)」から)