三連休最終日ということで、行くあてなしな日は、映画館でも出掛けるかな(汗)。
午前十時の映画祭は、1100円で名作を観られるお得な祭りだ(笑)。
黒澤映画ということで、観客の年齢層も高い。
横の夫婦の客が、特に男性の方が解説してくるのが気になるが、野球にうとい私にはありがたかった(笑)。
劇中に、ジャイアンツとホークス戦があり、川上と千葉がいるというのだ。→本物の試合?
三船敏郎さんのギラギラした若き刑事に見とれつつ(笑)。→バカ真面目な刑事がとても似合います。
特撮好きとしては、「キカイダー」の光明寺博士を演じた方(伊豆 肇さん)が鑑識にいて、若い刑事に弾の線条痕の鑑定をムチャぶりされて、しぶしぶやっていた。→いつの時代もこういう関係は同じ(汗)。
オープニングで名前を確認していたからわかっていたものの、知らなければ見過ごすぐらいスラッとした姿だった。(声とかは変わらないのに(汗)。)
ベテラン刑事の台詞まわしとか、ひょうひょうとして面白く、これが志村喬さんかぁ。→七人の侍でみかけたと思うのだが(笑)
刑事が自分の拳銃を盗まれ、犯罪に使われてしまうという、今でもよく扱われる話ではあるが、黒澤映画ではこうなるんだなぁと、感心してしまいました。
白黒映画だから、つぶれたトマトとか、ヒロイン(淡路恵子さんが可愛らしい)のドレスの色とか、想像にお任せします…の世界ではあるがそれを思い描くのも楽しいものだなぁと感じました。