最初は、グループの中の二人だったのかもしれない。
だけど、美男美女の若き二人、マリッペと6べえは相性が抜群である。
やがて、二人きりで物語を切り盛りする。
周りのメンバーも、薄々お似合いなのに気が付いて、二人きりにさせる始末。
「あたしの6べえ」では、動物までが気をつかう(笑)。
マリッペは、平気で6べえに張り手を与える…仮面ライダーWに出てくるヒロイン、鳴海亜樹子のようであるが、仮面ライダー555に出てくる園田真理のようでもある。
6べえは、腕っぷしは結構いけるが、他の女の子が通りがかるとよそ見をしてしまう(笑)、とにかく惜しいキャラ…そうだな、仮面ライダーWの左翔太郎や仮面ライダー龍騎の城戸真司のようである。
あくまでも、私の中のイメージです(汗)。
そんな二人が、お互いに相思相愛だと気が付いてお話は終わるのだけれど、それからどうなったのかな? が気になるお二人です。
付かず離れず、ケンカして助け合って、いい関係だなあと、うらやましいと正直思いました(笑)。
「気ンなるやつら」
平凡社『月刊平凡』1965年1月号~1968年6月号 初出。
「あたしの6べえ」
旺文社『中二時代』1969年1月号付録 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より、「気ンなるやつら」を読んで)