(創作)影の演出家 | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

未来は、子どもたちのためにある。

受験は、いわば戦いだ。

その戦いは、とても地味なものだ。

静かに机の上で行われ、時間と自分との戦いでもある。

親や先生、その子どもを知る周りの人々も巻き込む。

我々も、それを応援しなければならないだろう。

戦場までの道に白いじゅうたんを敷いて、戦地へ導くのだ。

なに、演出がやり過ぎるというのか。

白いじゅうたんを敷き忘れた場所もある?

なかなかうまくいかないものだ。

寸法を間違え、おまけに連絡ミスをして余計なところまで、じゅうたんを敷いてしまったからだ。

受験生以外も、迷惑をしているだと?

ふっかふかの白いじゅうたんのために、どれだけの職人が関わっているのかわかっていないのだな。

受験生以外の人間も、同時に歓迎を受けていることがわからないとは困ったものだ。

この白いじゅうたん、あってこそ受験のニュースが、目立つのだ。

いやがられても、おせっかいだがこれだけはやめられない。

これが、我々ができる唯一の未来への応援なのだから。(終わり)