冒険ものは、いくつになってもワクワクする。
旅も冒険の一つだろう。
主人公の名前、滝 隼人に仮面ライダーキャストを思い浮かべながら、ニヤつく私。
(仮面ライダーの仲間、滝 和也と仮面ライダー2号 一文字 隼人。)
どうも、仮面ライダーが頭にちらついて申し訳ない(汗)。
でも、この作品はテレビの「仮面ライダー」が始まるより前のお話である。
少年キング版では、コンピューターと伝説を悪用した人間のお話が登場する。
どちらも、人間が違えば、解釈も違うということなのだが。
人間とは、すごいものを造り出すのに、それを引っ張る人間もいる。
バランスがそれで保たれているんでしょうね。
伝説の方の「百万年の女王」は、タイトルから漫画家の松本霊士さんを思い出してしまいましたが(汗)。
ちなみに、石ノ森章太郎氏と生年月日が同じという事を聞いたことがある。
伝説とは美しい響きだが、現実はそんなに美しいものではない。
なにかしら、人間のエゴのようなものも感じて、恐ろしい。
怪奇ハンター 電子頭脳の怪奇 少年画報社『週刊少年キング』1968年3月31日第14号~4月14日第16号 初出。
怪奇ハンター 百万年の女王 少年画報社『週刊少年キング』1968年6月30日第27号~7月21日第30号 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より『怪奇ハンター』から「怪奇ハンター 少年キング版」を読んで)