それは、ふしあなの目を意味することだったのか?(汗)
このお話は、一人の女性が蝋人形館に出掛けて、帰ってこないところから始まります。
彼女は、ある有名人をスケッチに出掛けたと言います。
蝋人形館って!(汗)
初代仮面ライダーで、怪人の蝋人形を集めるのが趣味という怪しい男がいて、実は蝋人形が本物の怪人だったという話がありましたが…(汗)。
ホンモノそっくりのお人形って、怖くありませんか?
マネキンでも子どもの頃は、怖いときありましたから。
蝋人形館には、目の不自由な少女と、蝋人形を造るいわゆる職人気質の老人がいるだけでした。
でも、蝋人形はときどき動いているようだと、彼は平気で言うのです。
まあ、それだけ気持ちのこもった作品なんだろうと、とらえることができます。
しかし、この蝋人形館には、老人や少女の知らない秘密が隠されていたのです!
…種を明かせば、なるほどなのですが。
これも、謎解きがあって面白かったですね。
集英社『少女ブック』1959年11月号~1960年2月号 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より『アコのカナリヤ』から「ガラスの目」を読んで)