母がタクシーを運転したわけ | ネムリ・モヤのブログ

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今まで出会ったひどい酔っ払いブログネタ:今まで出会ったひどい酔っ払い 参加中

もうすぐ、ブログネタもお別れです。

選ぶのも慎重になったりします。

酔っぱらいネタは、以前書いたような気がしますが、かなり前のような気もしますので、思い出せる限り、書いてみようと思います。

その酔っぱらいに出逢ったのは、海だったと思います。

母と海に来ていました。

近場だったと思いますが、はっきり思い出せません。

水着とか来ていたわけではなく、砂浜を散策していたんだと思います。

そんなとき、砂浜にタクシーが乗り込んで来たのです。

砂浜ですから、タイヤがはまってしまいました。

砂ぼこりをたてながら、空回りし続けました。

タクシーの後ろの席から、外国の人が出て何かしゃべっていました…酔っぱらっているのかフラフラしていました。

やがて、タクシーのおじさんが、声を掛けてきました。

「運転席で、アクセル踏んでくれないかな? 後ろから我々が押しますから!」

運転免許のある母が、タクシーの運転席でスタンバイしました。

私は、ただただ呆然としているしかできませんでした。

やがて、悪戦苦闘のあと、タクシーは出ていきました。

母の話によると、あの外国の人は、水兵さんらしく、自分が乗る船に戻ろうとタクシーに乗ったのはいいのだけれど、不馴れな土地とお酒に酔っているというWの悲劇で、ここまでタクシーは案内されたらしい…。

今思うと、そのあと無事についたのか…気になる結末でありますが、妙に記憶にこびりついて離れません。