おみつのオバアの家に犬がやってきたそうです。
ママンの弟、つまりはおみつの叔父が一緒に住んでるんですが、
どうやらその叔父の嫁はんが「更年期」の診断をされたそうで・・・。
で、気がふさぐからということで心療内科へ行くと「犬とか飼ったらどうですか?」
といわれたとかで、さっそく従兄弟が犬を用意した・・・という経緯です。
元来、おみつのオバアはあんまり動物は
好きではないそうです。
子供よりも何よりも自分が一番な人なので、
犬に見向きしないのは言うまでもないの
ですが、叔父は何より子供の頃に飼ってた犬が
近所の変なおばちゃんに、毒をもられて死んで
しまった子犬を忘れられず犬が好きなのは知って
おりましたのできっと、叔父はかわいがってるんだろう
と思っておりましたが・・・。
うちのママンがオバアの家に様子伺いにいったときに、
やってきた子犬を早速見たそうで・・・。
わざわざおみつに報告までしてくれちゃって、
「あのな、普通子犬って顔丸くてかわいいやん?
せやのにな、顔長いねん!!」と。
子犬は顔が丸くて体も丸くてヨチヨチ歩いてるから
かわいいものなのに、柴犬は確かにだんだん顔が
長くなってくのは知ってますが、子犬の頃から顔長いって
大人になったらどれだけ顔長なるねん!と思いましたが、
先日ようやくその子犬をいじりに行くことになりました。
前情報では噛むらしいということと、顔が長いのと、しつけがまだであるということだけ
聞いておりましたので「アホ犬やなきっと」と思っておりましたが、案の定アフォな感じでした。
家の中で冬の間は飼うとのことだったので、玄関開けたとたん外に出る可能性が
考えられるので開け閉めはすばやくやりましたが、とたんに犬が突進してきました。
まだ小さいボディなので突進してきても倒れないですが、オバアもいい年なので、
この調子で突進されたらよろめいてこけてしまうかも知れないので、この突進を
直さなくてはならないですねぇ。
そして、パンツの上からまっさきに「ガブリ!!」と、
噛み付いてきやがりました。
「痛いやんけ!お前、しばくぞ!!」と犬には
通じては いないでしょうが、怒ると歯ぁ向いて怒って
きました。
これくらいで負けるおみつではありませんので、
それからはスパルタで噛もうとしている犬を相手に
孤軍奮闘しておりました。
よくよく見ると、やはり顔が長いような気が・・・。
なぜか子犬の名前は「りく」と名づけられており、
オバアはこの「りく」という名前は女の名前だというので
あんまり好きではないようです。
確かに、時代劇とかだと「りく」って女性の名前で
ありますもんね?
で、やはり叔父はというと・・・猫かわいがりもいいところです。
元来無口で喋ってるのをあまりきかないオッサンのくせに、りくには相当話しかけてるようです。
更年期の嫁(相方は横綱と呼んでいる・・・)は「普段モノ言わんくせに犬には話かけとんねん」と。
お風呂入って出てきてからも喋りかけ、寝るときには犬にだけおやすみを言い、
「しばらく犬の学校にいかせようか」と話をしていたら「ちゃんとお返事せーへんかったら
学校いけないからね」と言ってるようです・・・。あぁキモイ
結局誰のためのセラピー犬なのかわからんやんこれじゃ・・・と思う今日この頃です。