銀座の老舗文房具店「四宝堂」。
店主の宝田硯(けん)は、「ほゝづゑ」の看板娘で同級生の良子と婚約し、
結婚式と披露宴に向けて、今巻でほんの少し前進しました。
硯はいつも良い方向へのきっかけを生み出してくれるので、素直に物語を楽しめますし、読んでいて心が温まります。今回も彼の行動がさまざまな場面で光りました。
・地元中学校の女子バレー部の雰囲気が明るくなったり
・ホテル勤務時代、に声を上げ従業員やお客様を巻き込んで千羽鶴を折ったり
こうした出来事が大きな改善や感動を呼び起こし、その空気に浸っていたいと思わせてくれます。居心地の良さが伝わってきました。
今巻も読みごたえ十分で、大満足でした。ただ、硯と良子さんの結婚式の日取りはまだ決まっていないようです。でも、ゆっくりと進んでいくのもまた良いものだと感じました。
