国際ロマンス詐欺を暴く「特定班」のボランティアをしているクールビューティーの沢口秀が、東陽テレビの唐津旭と公認会計士を目指す峰岸壮介からそれぞれ想いを寄せられます。同時に、恵は豊洲市場のつまもの屋の吉武功と鰹節屋のしおりの同級生が結びつくように後押しします。そう、1つの話しだけじゃなく、同時並行で話が進んでいくんです。

 

さらに元常連さんの既婚者も幾組か登場し、あ~っ誰だっけこの人、懐かしいなぁ元気でやってるんだ、など11巻目ともなるとかなりの濃い内容となってきてますね。

 

飲み物は、やっぱりスパークリングワインです

・辛口でフルーティーなヴィッラ・サンディ・プロセッコ

・リンゴのようなさわやかな香りにブドウの甘味、確かな酸味が続くサン・パトリニャーノ スタート

がそれぞれ何回も出てきました。ついついAmazon等で値段を調べてしまいます、はい。

 

料理方法では、ウズラ卵のウフマヨはP20とP44の2つに分けて詳細に書かれており、これはやってみようかなと思います。

 

「人間、大事なのは真心と思いやり。どんなに金があっても、地位や肩書が立派でも、見た目がよくても、真心と思いやりのない奴には何の価値もない」

しおりがコブ付きの出戻りになった時の、父親の言葉は沁みました。

 

このシリーズは、読み終わったときに心地よい気分になれるので好きです。次巻も楽しみです。