まかない付きのシェアハウス猫目荘のシリーズ3作目。

家事をしない夫に不満を抱え、期限付きの別居を選んだ久住利恵が主人公です。

今巻のテーマは「結婚とは何か」でしょうか?

 

利恵が猫目荘の住人からデジタル一眼レフカメラを購入したことをきっかけに、近くの公園へ写真を撮り、星空観察や撮影のために住人に意見を聞き、さらに2泊3日の撮影旅行へ。そこで出会った人からも新たな影響を受けていく。こんな展開が本当に素敵です。

 

シェアハウスで人と語り合うことで、利恵の心のもやもやは深まりつつも、自分なりの考えが少しずつ形になっていく。これってまさに「成長」でしょうし、人から影響を受けながら自分を見つめなおす姿が描かれています。この環境は羨ましく、そして素晴らしいものだと感じました。

 

心に残った言葉

「結婚したから幸せになれるわけじゃない・・離婚したから幸せになれるわけでもない」

「結婚も離婚も、幸せとは無関係。他人のつくった価値観に囚われず、自分の幸せがなんなのかを考えられる人が幸せになれるんだ」

「一緒に住むと決めた時に二人のルールを決めたんだ。・・大きく3つに集約されます」

・家事の分担はしない →義務として相手に何かをすると、同じだけの見返りを求めてしまうから

・相手に依存しない →対等な関係が大切

・わかり合おうとしない →違う人間であることを認め、相手を尊重する