Taylor Swift's Reputation Stadium Tour in 東京ドーム | LUCKY STAR

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先日東京ドームで二日間行われたTaylor Swift(以下"テイラー"と表記)の『Taylor Swift's Reputation Stadium Tour』に行ってきました。私が行ったのは二日目の11月21日公演で、ツアー自体もラストの公演である。テイラーのライブ前にはCharli XCXのオープニングアクトもあった。(そちらの感想はまた後日)
ライブの内容はかなり雑記です。すいません。

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Taylor Swift's Reputation Stadium Tour in Tokyo Dome 11/21セットリスト

....Ready For It?
I Did Something Bad
Gorgeous
Style / Love Story / You Belong With Me


Look What You Made me Do
End Game
King Of My Heart
Delicate




 いや、ビックリした。私が東京ドームについた瞬間、人だらけで驚いた。そりゃそうだ。東京ドームは5万5千にも観客が入るのだから、それくらい人がいて当然だ。そんな会場を2日間もソールドアウトしたのだからテイラーの人気は本物だ。今時東京ドームを二日間も埋めるなんて、それこそ日本のアーティストでも難しいのに、彼女はいとも簡単に埋めてみせた。


 まず驚くのが会場に入場した瞬間、腕に巻くライトを全員に配られる。これで観客もテイラーの演出の一員になるのだ。正直、アイドルのライブじゃないかと思ってしまうのだが、その考えはすぐに現実になる。舞台にはすでにセットが出来上がっていたのだが、その超巨大なバックスクリーンに常にテイラーの人気を示すかのような映像をひたすら流しているのである。ライブが始まる前のファンを飽きさせない演出だと思うが、こんなの初めて見たし、人気者にしか許されない演出だ。映像の中ではテイラーのMVの裏側やテイラーに熱狂するファンの姿や、テイラーのファン同士がつながれるアプリの宣伝などが流れる。会場が一体なる&ファンが繋がれるようなライトの演出、そしてテイラーに熱狂するファンの姿やアプリなどの完璧なビジネス手腕をみせられたりなど、意地悪な表現であるが、まるで帝国にいるような気分になった。


 Charli XCXの前座が終わり、30分くらい会場に流れる音楽を聴きながら待つと、突然Joan Jettの「Bad Reputation」が大きな音量で流れ始める。そしたら会場が突然盛り上がり始めたので、どうやらこれは始まりの合図らしい。うまい演出だ。「Reputation」という言葉つながりでJoan Jettのこの曲を使うなんて。(しかし、テイラーはアルバム『Reputation』で評判についてあれやこれやと歌っていたが、本当はJoan Jettのように"私の悪評なんて知るかっ!"って表現したいのに、そのようにはできないんだろうなと思った。それこそ彼女の評判が落ちる行為だもの。)

 暗転すると、『Reputation』から「....Ready For It?」。バックスクリーンからテイラーが登場すると会場は大歓声に。黒の衣装がよりツアーやアルバムのメッセージを際立たせる。そのまま「I Did Something Bad」に入る。ダンサーと一緒にかなりクールなパフォーマンスだった。続いて日本でもCMで使われた「Gorgeous」、イントロが流れた瞬間に会場からは歓声が。この曲の"あなたが凄くゴージャスだから"という歌詞をライブ中のテイラーに重ねた人は多いはず、何を隠そう私もその一人だ。本物のテイラーは本当にゴージャスだった。続いてメドレーで「Style」「Love Story」 「You Belong With Me」。こちらは後ろにいたバンドメンバーが出てきてテイラーとともに会場を盛り上げる。また懐かしい『Fearless』からのシングルなのでファンも大合唱だった。懐かしい(古い)テイラーの曲で会場も良い雰囲気に。しかしそれは次の曲の完全にフリだった。

 論争を呼んだMVが記憶に新しい「Look What You Made Me Do」のパフォーマンス。もはや最近のテイラーの分身のような存在である蛇🐍の模したマイクもすごいが、それ以上にステージに現れる巨大蛇に度肝を抜かれる。終始クールなテイラーに魅了されるが、同時に本当に古いテイラーは死んだことを実感する。そのまま「End Game」へ。FutureやEd Sheeranのパートはなかったものの、それでも十分にテイラーのBig Reputationを味わうことができた。またMVにも東京が登場して話題だったので、MV通り東京でのパフォーマンスが実現して感慨深い。そして舞台から大きな和太鼓が出てきて「King Of My Heart」がパフォーマンスされる。こちらは日本のファンには嬉しい演出だ。"私はあなたのアメリカン・クイーン"とい歌詞があるが、まさしくテイラーは日本の洋楽ファンにはいろんな意味で"アメリカの女王"のような存在だ。MVのダンスが素晴らしかった「Delicate」はMVとは一転してしっとりと歌い上げる。ここでテイラーはトロッコのようなものに乗りなんとファンの頭上を通り抜けて、反対側のステージへと移動する。ここはかなり"アイドル"のような演習だったが、色んなステージを移動することで、どこの席で見てもなんとテイラーを近く感じることができてファンにはかなりうれしい。そしてこのような演出をする洋楽アーティストを私はあまり知らないので、とてもビックリした。これぞ人気者にしか許されない演出だと思う。

 ステージを移動したらオープニング・アクトを担当したCharli XCXと共に日本でも大ヒットした「Shake It Off」をパフォーマンス。ここで会場の盛り上がりは一気にあがる。確かにこの曲を聴いて盛り上がらない人はいないだろう。ここではなんと巨大な蛇も登場して仰天する。続いてテイラーがアコースティックギターだけで魅了する「So It Goes...」。続いて各会場で披露する曲が違うサプライズコーナーで。前日は「I Know Places」だったが、二日目でツアーラストは「Wildest Dream」だった。私も大好きな曲だっため、嬉しいサプライズ。とてもエモーショナルなパフォーマンスで感動した。続いてまたステージをファンと握手しながら移動して、「Blank Space」へ。ここでもファンの反応が凄かった。続いて「Dress」。ここでは大きな布を使ったダンサーの振り付けが見事だった。センターステージへ戻りながら「Bad Blood/Shoud've Said No」。この曲も会場がとても盛り上がっていた。センターステージではダンサーたちが見事なアクロバティックをみせてくれる。

 続いてロック調にアレンジされた「Don't Blame Me」。センターステージに用意されたピアノを弾きながら歌う「Long Live/New Year's Day」。会場が彼女の歌声に酔いしれていた。ここでは感動的なMCも披露してくれた。

 ライブはいよいよ終盤へ。壮大なバックスクリーンの映像と歌の世界観が見事に溶け込んだ「Getaway Car」は最高の一言。こちらは『Reputation』のアルバムの一番好きな曲なので生で聞けて感無量だった。「Call It What You Want」をパフォーマンスしてラストの曲へ。「We Are Never Ever Getting Back Together"/ This Is Why We Can't Have Nice Things」は"We~Are~"ってところでみんなで腕を下から上へダンスをして盛り上がった。ここではダンサーやバックバンドへの感謝を忘れず、また本当に最後なのでテイラー自身もとても嬉しそうでとても悲しいそうでもあった。

 とても楽しい時間を過ごせた。それと同時にテイラー・スウィフトの凄さと人気を思い知った。彼女が人気なのかがよく分かった。ここまでファンダムを形成しているアーティストも凄いし、だからこそ超巨大なツアーもできるのだろう。(逆にファンからの"評判"を失ったら危ない気もするが)
またこちらのツアーには二人の日本人ダンサーが参加している。一人はMaho Udo(有働真帆)さん。こちらはなんと前回の『1989 World Tour』にも参加し、ダンスリーダーを務めているそう。もう一人はMaria Wada(和田マリア)さんです。ちなみにMahoさんはマドンナの『Sticky & Sweet Tour』、Mariaさんはマドンナの『Rebel Heart Tour』に参加していたという過去がある、凄い人たちです。(これだけ凄いダンサーが集まってのだから、テイラーはもう少しダンサーを活かした演出を考えたほうがいいんじゃないかと思ってしまった。)



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(こちらは巨大バックスクリーン。ライブが始まる前も色々ファンを飽きさせない映像をながしてくれた。)




(こちらは会場のファン全員に配布されたライト。ライブ中にテイラーの歌に合わせて光る。テイラー帝国への入国ビザのようだった(笑))



(こちらは「Look What You Made Me Do」で出てきた巨大ヘビ。)




(こちらは「So It Goes...」のパフォーマンス。一番近かった。)




(こちらは一番好きなパフォーマンスだった「Getaway Car」の様子。後ろの映像がみどとだった。)