R.I.P Avicii  アヴィーチとマドンナ | LUCKY STAR

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唯一無二のポップスターであるMadonnaの応援ブログです。Madonnaの記事が中心で翻訳記事も頑張って更新してます。




昨日の深夜にとても悲しいニュースが入ってきました。

DJで音楽プロデューサーでもあるTim Berglingこと"Avicii"が滞在先のオマーンで亡くなったようです。

まだ28歳、若すぎる死です。



Aviciiのアルバムは『True』『Stories』と持っており大好きなアーティストでした。

またAviciiは洋楽に馴染みのない日本人にも多くの人に知られていたと思います。

特にフォークやカントリーなどをEDMと融合させた彼の音楽は大変素晴らしいです。

またプロデューサーとしてみ逸材でした。私は彼のプロデュース曲はColdplayとMadonnaしか知らないのですが、それだけでも彼の非凡な才能を感じました。

私はマドンナのファンなのでマドンナのファン目線でAviciiを語らせてもらいます。

マドンナとAviciiの出逢いはマドンナのアルバム『MDNA』(2012年)に収録されている「Girl Gone Wild」のRemixを担当したことです。

その後マイアミで行われたUltra Music Festival 2012 in Miamiにマドンナ本人がゲスト出演しAviciiと共演を果たしました。

その時の映像がマドンナ本人のYou Tubeアカウントにのっています。



マドンナの本人の公式You Tubeアカウントにのっているくらいですから、マドンナは相当Aviciiの才能を買っていたのでしょう。

そしてなんと次作のアルバム『Rebel Heart』(2015年)ではAviciiをメインプロデューサーの一人に選びました。

ちなみにRemixを担当したきっかけでマドンナのオリジナルアルバムにプロデューサーとして招かれた人物にマドンナをグラミー賞に導いたウィリアムオービトがいます。

確かにAviciiの音楽スタイルはマドンナと通じている部分があり、きっと素晴らしい仕事をしてくれると期待しました。

いざ『Rebel Heart』を聞くとAviciiがプロデュースした「Devil Pray」「HeartBreakCity」「Wash All Over Me」「Messiah」「Rebel Heart」「Borrowed Time」は全てマドンナファンにはとてもなじみやすいサウンドに仕上がっています。

DiploとかKayne Westとか「マドンナ大好きっ!」という人々にはおそらく合わないであろうプロデューサーが参加した『Rebel Heart』が大衆受けしたアルバムに何とか仕上がったのはひとえに同じくプロデューサーとして参加したAviciiのおかげだと私は個人的に思っています。

そして私は『Rebel Heart』のおかげでAviciiは音楽プロデューサーとして無限の可能性も感じていました。何よりまだ若いのに、こんなに天才だなんて、将来本当に凄いアーティストになるぞと思っていたのです。

しかし、マドンナとAviciiも決していい関係だったわけではありません。



『Rebel Heart』の作業中は両者とも一切妥協しなかったのでサウンドの方向性が合わなかったようです。もちろん『Rebel Heart』はマドンナのアルバムです。最終決定権はマドンナにあります。Aviciiはこのことをインタビューで正直に答えてくれました。しかしそのことを曲解したタブロイド紙が「マドンナとAviciiの確執」と取り上げたのです。もちろんAviciiはこの報道にSNSで反論しています。当たり前です、アーティストの仕事上のいざこぞはきっとよくあることでしょう。これに関してはファンである私も、「そうだよね、高みを極めているアーティスト同士しか分からないことってあるよね」という感想しか抱きませんでした。

しかしその後2017年のインタビューではAviciiは「もう一度マドンナと仕事したい」と答えています。




しかしこれは本当に実現できなくなってしまいました。



またアヴィーチはマドンナと共演した際に2パックの顔がデザインされたTシャツを着てきて一緒に写真を撮るという愛らしい行動をみせてもくれました。(2パックとマドンナは昔恋人同士でした。それをアヴィーチが知っているの知っていないのかは分からないのですが。)

またアヴィーチの訃報を受けてマドンナがSNSでこんな投稿していました。



「とても悲しい.....なんて悲劇なの。さようなら愛しのティム。💛死ぬにはあまりにもはやすぎる」


R.I.P Tim.





(訃報伝える記事というのはどう転がってもこんな感じになってしまいます、すいません)