Madonnaのアルバム『Confessions On A Dancefloor』(2005年)より
"Future Lover"をご紹介します。
Writer(s)&Producer(s)はMadonnaとMirwais Ahmadzaï(以後ミルウェイズ)の二人だけ。
『Music』(2000年)『American Life』(2003年)ではメインでアルバム制作に関わっていたミルウェイズですが、このアルバムではこの一曲だけです。
しかしこの曲はミルウェイズの新たな才能を感じる曲でもあります。
実はこの曲、ジョルジオ・モロダーがプロデュースしたドナ・サマーの"I Feel Love"がサンプリングされています。(アルバムのクレジットには載っていませんが(笑))
"Hung Up"ではABBAの"Gimme! Gimme! Gimme!(A Man After Midnight)"を、
"Future Lover"ではDona Summerの"I Feel Love"がサンプリングされていて、Madonnaの往年(特に70's)のダンスミュージックとゲイ・カルチャーへのリスペクトが表現されているアルバム、こういう点がこのアルバム大ヒットの一番の理由でしょう。
ただ昔流行ったサウンドを繰り返すのではなく、それをベースにミルウェイズやスチュアートプライスなどの若手のプロデューサーと作業していくことで新しいサウンドが生まれる。これがMadonnaの独特の世界観になる。そしてこういう作業をさせた時のMadonnaの才能はピカイチです。
さてこの曲に話を戻しましょう.....
歌詞ではまるでマドンナが愛の伝道師のように未来愛を説法します。
Madonnaが考える未来愛とは何でしょうかね～。
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Future Lover
私はあなたに伝えることがある
愛について
自分の人生なんか忘れて
あなたが抱える問題、
政治、法案、そして負債も忘れよう
私と一緒に来て
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
この証を示すこと
それを宗教と呼ぶ人もいる
これは偶然じゃない
あなたも試してみない？
天とつながり
未来の恋人たちは
大きな野望を抱く
あなたも試してみない？
私はあなたの案内人になりたい
プライドを端へ追いやり
未来の恋人たちは
互いの瞳の中に愛を隠すの
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
Ah Ah Ah
時間にコントロールされずに
未来の恋人たちは
永久に輝く
自由な世界で
自分の過去は忘れて
もし、あなたが
消えた夢にいつまでも抱え込んでいたら
愛は絶対に続かない
あなたに伝えたい
愛について
あなたも試してみてはどう？
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
未来愛のような
愛はない
Ah Ah Ah
私はあなたの案内人になりたい
プライドを端へ追いやり
未来の恋人たちは
互いの瞳の中に愛を隠すの
私と一緒に来て
天とつながり
未来の恋人たちは
大きな野望を抱く
あなたも試してみない？
(×3)
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
輝きを
証拠に
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「Confessions Tour」では一曲目に披露されているこの曲。先ほど紹介した、Dona Summerの"I Feel Love"とマッシュアップでパフォーマンスされています。
