最初の折り返しをもがきながらコーンを廻る。
折り返して直ぐにBloomingチームで参加のT木さんとすれ違う。
そしてもう少し行くとBlooming会員だがこちらも個人のチームで参加さていたS村さんともスライドする。
こちらの2人は俺より断然速いので、まだまだ後半に向けて体力温存ってトコなんでしょう。
折り返した地点からは少し下りにむかうのでもう少し楽なイメージだったのだがまったくの期待はずれ。
全然に足も動かないし、ペースも上がらない。
上がるのはアゴと息ばかりである。
丁度中間地点辺りか? スタート地点に戻ってきた。
丁度その頃か、背後に迫ってくる足音がどんどん近づいてくる。
そう、その足音はT木さんもものだった。(このときは気づいてなかったが・・・)
背後から眼光鋭く、いつでも抜けるぞ!と完全にロックオンされていた。
(この眼が怖い。)
去年も走って思ったのだが、この炎天下、心が折れながら走っていて一旦リレーゾーンを横目に通り過ぎていく。
で、またそこからが結構長い距離がある。
このパターンって結構しんどいのよねぇ。
体温の上昇、木陰のない炎天下、地面から照り返す熱気。
もうこれ以上とない地獄のシチュエーションだ。
どうにかこうにか2つ目の折り返しをまわり、再度T木さん、S村さんとスライド。
もうここ折り返したら俺はズルズル後退していきそうなので直ぐにでも捕らえられるだろう。
やっとこさゴール地点が見えてきたのだが一向に近づく気配がない。
もう、この辺りの記憶も定かではない。
その時、タッ タッ タッと背後から急に足音が迫ってくる。
T木さんか? S村さんか?
もうゴール直前、知り合いのコーススタッフが声をかけてくれる。
「M田(俺)さん、スパート! 後ろ着てるよ!」
「ハーイ! わかってるよ~」なんて軽く返事してスパートかけられるほど俺はエリートランナーじゃない。
来月40歳を迎えるオヤジにはただただ、背後から颯爽と俺を抜いていくランナーをやさしい眼差しで見守るすべしかなかった。
ただ、そのランナーはT木さんでもS村さんでもなかった。
そのランナーを見送った惰性で俺も第2走者に襷をつなぐ。
当初予定してた2走が急遽仕事のために参加できなくなり、白羽の矢を立てられた駅伝初心者の悲劇の女性ランナーに。
よりによって、こんなコンディションのレースに急遽走らされるなんて。
と彼女を可哀想に思う反面、「2人分走らなくて良かった」と心から思ったのである。
まぁ、何はともあれ昨年にもまして厳しいレースとなったが、うちのような初心者を集めたチームが何事もなく無事に生還できたのは良かったと思う。
みんな笑顔でまた来年も楽しく走りましょう。
記録:49位/56チーム
個人タイム:1区/18:57/4.7km (4:01/km Ave)
またもやギリギリで4分/kmの壁を破ることが出来ませんでした。
たった、あと1秒/kmのことなのに...
ハァ~... また今月もインターバルやるか?
那覇マラソンまであと87日



