---概略---
学生さんは自身の外枠だけを述べよう! これが翻訳の極意。
1,前提と理論 ~「本編」と「予告編」~
2,コツ
3,具体例
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「採用・就活は理論」というテーマで、学生(求職者)と企業(求人出す側)が互いに理解できる言葉とは何か?
について述べてきた。
前回は企業側の言葉を学生側に翻訳してみたが、今回は逆。
学生側の言葉を企業側に翻訳してみたい。
つまり、学生さんや社会人の求職者は自分の言いたいことを自身で「企業側の言葉」に翻訳すると、伝わりやすいって事。
これまで何度も述べてきたが「共通言語」があればこういう手間も省け、互いにとって有益だと思うのだがまだまだこれには時間がかかる。
だから現時点ではお互いに「自分の言葉→相手の言葉」と翻訳する必要があるんだろうね。
ただこれって全然難しくないです。
小学生でも十分可能。
はい、ここからが本題。
今日の記述の目次
1、前提と理論 ~「本編」と「予告編」~
2、コツ
3、具体例
1、前提と理論 ~「本編」と「予告編」~
今回、自分の言葉を企業向けに翻訳するに当たり、
面接官「学生時代にがんばったことは?」 [A]
に対する返答の例を前提に述べていきたい。
この質問を学生さんや求職者さん向けに翻訳すると、以下のようになることは前回述べた。
面接官「学生時代にがんばったことを聞かせてください。ただこれは学生時代にがんばったことそのもの①だけではなく、そこで何を学んだ②か、何を得た③か、それは今後どう活かされる④か、さらにはそれを具体的にイメージできるエピソード⑤などを聞かせてください。」 [B]
つまり、たった一言の質問[A]の中には5つの要素(①~⑤)が含まれている[B]。
学生さん、求職者はこれをまずは理解しよう。
(本来、 [A]→[B] は企業さん側で翻訳して求職者に提示して欲しいと私は考えるが、今回は無視。)
5つの要素に応えるにあたり、回答として話す時間はどれくらいかかるだろう?
少なくとも1~2分では到底無理だろうね。
でもココで重要なのは、しゃべりすぎはNGだということ。
短く端的に、要点だけをまとめて「結論」だけを話すことが重要。
回答時間は長くても 30秒。
文字数にして約 150文字。
面接ってね、疲れるのよ。
1日に何人も相手にして、同じような話聞いて、「またかい! 長っ!」ってなる。
そもそもね、長く話しても聞いちゃいない。
あなただって長話聞かせられるの疲れるでしょ?
だからシンプルに結論だけを短く述べるってすご~く大事!!
「30秒!? 5つを要素をそんなん短くまとめるって無理!!」
って思ったでしょ?
まぁ、普通にしゃべればね。
「え~と、あの~、その・・・」だけであっという間に終わり。
だから理論が必要なのよ。
はい、それでは理論です。
題して、
「本編」と「予告編」
これ、私が勝手に編み出した理論なんだけど、実際に数多くの成功事例がある。
この理論、簡単に説明するとこういうこと。
テレビやネットで映画の予告編ってよく見るでしょ?
いわゆる映画のCMね。
あれって15秒だよね。
ロングバージョンでも30秒。
それで本編を見たくなるでしょ?
つまり、予告編は本編に誘導する作りになっている。
たった15秒であなたは心を掴まれるってこと。
ここの時点で何となくイメージできたら、あなたは既に理論を理解している。
これであなたもうまくいくから大丈夫!(^^)
ね、難しくないでしょ?
2、コツ
上記でなんとなくイメージできたあなた、順調です!
さて、「本編」と「予告編」理論。
つまり、上記[A] の質問には予告編で答えればOK、ってこと。
実際の映画の予告編ってね、内容にはほとんど触れないのよ。
何が面白いのか、何に感動するのか、そういうことだけを言う。
もっと極端なのは、映画を見ている人たちの涙を流している映像だけの物もある。
ちょっとイメージしてみて。
あなたが何かを質問して、相手が何も言わずに思わず涙ぐんだとする。
そこであなたはどうなる?
「何があったの?」
って聞きたくなるでしょ?
相手は何も言ってないけど、あなたは相手に既に引き込まれているってことだよね。
しかも一瞬で。
それだけで私たちは「この映画みたい!」って思っちゃうわけ。
本編にすごく興味が出てくるってわけ。
で、わざわざお金払って、足を運んで、見に行くわけですよ。
はい、コツです。 ここ重要!
[A] の質問の回答では、内容を言うべからず。
内容を聞きたくなるようなキーワードを並べるだけ。
つまり、人物の外枠だけを述べよう!
これが翻訳の極意。
そうすれば30秒で十分だし、相手は興味を持ってさらに中身について質問をしてくれます。
ここで数分かかって長~く話すとね、「はいはい、もういいです。」
ってなるのがオチ。
3、具体例
理論とコツを理解したろころで、やっぱり具体的な例が欲しいよね。
じゃ、いってみよう!
面接官「学生時代にがんばったことは?」
学生「3年間続けた部活です。そこでチームをまとめる難しさと楽しさを学びました。そして、その楽しさとは3つの要素から成り立つと私は考えます。その楽しさにまで行き着くには困難もありましたが、自分が変わるきっかとなったエピソードが2つあります。」
翻訳完了。
これで企業側に理解できる言葉となる。
思わず、「ほぅ!」ってならない?
上記の回答は、116文字。
30秒もかからない。
どう? これでこの人物の外枠を理解できるでしょ?
で、外枠が理解できたら中身に興味が湧くでしょ?
じゃ、この回答を分析してみよう。
大事な点は3つ
[1] 内容について全然話していない
[2] 具体的内容について、〇つあると言っている
[3] 何の部活? 何があったの? エピソード聞かせて!
と聞きたくなる
[1] 内容について全然話していない
150字以下で内容まで話すことはそもそも不可能。
だからそこは最初から言わないことが前提。
それよりどうやって次の質問につなげるか?を意識する。
[2] 具体的内容について、〇つあると言っている
相手は一つずつ聞く準備をしてくれる。
「3つの要素から・・・」「きかっけとなったエピソード」
このような書き方で濃い内容があることを伝え、内容への興味につなげる。
[3] 何の部活? 何があったの? エピソード聞かせて!
もうこれは解説の必要はないでしょう!
さて、これで理論、コツ、具体例は伝わったと思うんだけどどうかな?
ちなみに、面接官の質問には5つの要素が含まれていた(①~⑤)。
でも学生側の回答には④の「今後どう活かされる」を含めていない。
これは、150文字を超えそうなのであえて削った。
それより短く述べ、次の質問からの話の展開の中で述べることを意識した。
このようなことが瞬時にできるようになることまで含めての「翻訳」となるね。
これって理論はすぐ理解できると思う。
しかし、自分一人でできるようになるには訓練も必要だと思う。
そして、何より「本編」が必要。
本編なくしては予告編は成り立たない。
次回はこれについて述べてみたいと思う。
以上
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