採用・就活は理論[1] ~共通言語で取りこぼしを防ぐ~ | 求人,転職,就活,正社員,イベント 等がうまくいかない原因 ~ベネフィット就活・求人のススメ~

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会社説明会イベントで新卒学生が来ない。
求人出しても反応薄い。
就活・転職うまくいかない。
正社員になりたい。
そんな悩みを抱えている企業さん、学生さん、社会人さん、我流でやっても同じことの繰り返し。
理論的アプローチこそ相手の心に刺さる。

---概略--- 
試されているのは「質問の奥底にある相手の真意を読む力」
ソレも見たいが、これが一辺倒だと学生のポテンシャルを見過ごすことにもなる。
いい人材を取りこぼすのはもったいない!
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ベンチャービジネスの世界では、長年かけて成功パターンが確率されてきている。

それは、先駆者たちが長年の失敗から得た経験を蓄積し、それを科学的に分析して理論を体系付けたもの。

その理論の中には共通言語がいくつも存在する。

 

この共通言語をビジネス発案者、投資家、両者が理解していることで話がスムーズになる。

 

前々回書いたコンテスト受賞のときに意識したのはこれらの理論。

(参照:2018/9/24)

 

 

就活もそれができるはずだと思うんだな。

そうすればお互いのロスをなくし、「優秀な人材を取りこぼした!」ということも防げると思う。

 

まずは例として、前回書いたビジネスモデルキャンパスについてもうちょっと深めてみたい。

これね↓

ちなみにこれの詳細はこちら

ベンチャービジネスや上記図について詳しく書かれた書籍がある。

その書籍の中では、ビジネスをいくつかのパターンに分けている。

たとえば、

 ・アンバンドル

 ・ロングテール

 ・マルチサイドプラットフォーム

 ・フリーミアム

 

これを投資家と発案者の両者が理解していれば、

 投資家「あなたのビジネスパターンは何ですか?」

 発案者「ロングテールです。」

 投資家「なるほど。」
という、たった一言だけのスムーズなやり取りが可能。

 

ビジネスパターン、ロングテールという言葉をどちらかが知らなければ、そこにたどり着くためにチマチマとした質問と説明のやり取りを行う必要があるから骨が折れそう。

 

それが原因でうまく伝わらず、優れたビジネスが取りこぼされるということはありうるよね。

これは、発案者と投資家の両者にとって損失。

 

ちなみに、上記の「パターン」によってビジネスモデルキャンパスの描き方は異なってくる。

 

もう一つ例を挙げてみる。

図には9つの枠がある。

その中の一つの「CR:顧客との関係」については、

 ・パーソナルアシスタンス

 ・セルフサービス

 ・自動サービス

 ・コミュニティ

 ・共創

等という選択肢がある。

 

ここでもお互いがこれらについて理解していれば、

 投資家「顧客との関係は?」

 発案者「共創です。」

 投資家「なるほど、詳しく聞かせてくれ。」

となる。

実にスムーズ!

 

 

さて、本題。

これを就活に置き換えてみよう。

 

面接でよくあるやりとり。

 面接官「学生時代にがんばったことは?」

 学生「部活です。」

 

この場合、面接官は学生時代にがんばったことそのものではなく、そこで何を学んだか、何を得たか、さらにはそれを具体的にイメージできるエピソードなどを聞きたい。

 

しかし、それが理解できない学生はがんばったことそのものを答えてしまうという場面はよくある。

 

ということは、ここで試されているのは、

「空気を読む力、質問の奥底にある相手の真意を読む力」

ということにもなる。

もちろんそこも見てみたいが、これが一辺倒になってしまうと学生の中に眠っている能力を見過ごすことにもなる。

これって案外あるんじゃない?

これは両者にとって損失。

 

 

ここで面接官の力量や汲み取りたいという気持ちがあれば、もう一歩つっこんで助け舟を出すことも可能。

だけど、上記のような学生が続いた場合、面接官も疲れてくるだろうね。

 

そこで「表現できなかった」ということだけで、すばらしい力を持っている優秀な学生を取りこぼすのは実にもったいない。

 

 

こういうときに、ベンチャービジネスの世界にあるような共通言語があればいいと思うわけ。

 

 面接官「学生時代にがんばったことは?」

という質問の文言を変えたい。

 

 面接官「学生時代にがんばったことそのものではなく、そこで何を学んだか、何を得たか、さらにはそれを具体的にイメージできるエピソードなどを聞かせてください。」

という聞き方ではなく、それを一言で表現し、学生にも質問の真意がシンプルに伝わるような言葉はないものか。

 

とにかく、面接での質問は分かりにくくなる傾向にある。

学生に質問の真意を探らせ、そこから答えさせるようなものになりがち。

 

これは、表現力や空気を読む力に長けた学生は圧倒的に有利。

 

ただね、これは面接官が悪いとかそういうことではなく、そうするしかないといった現状があることが問題だと思うんだな。

 

だからベンチャービジネスの世界のように、シンプルな言葉で互いの意思疎通が可能な共通言語がほしい。

そして、上記のビジネスモデルキャンパスのような図に学生が予め自身のことを書いておけば、とっても分かりやすいと思うんだな。

 

これって、エントリーシートの延長のようなイメージか。

これが共通フォーマットになってくれば互いのロスは防げると思うし、とってもお互いに分かりやすくなると思うんだな。

 

 

さて、今日はここまで。

 

次回は、学生さん向けに記事を書いてみたいと思う。

 面接官「学生時代にがんばったことは?」

について、面接官は何を求めているのか。

など、こういうところからアプローチしてみたい。

 

なにしろ、学生さんも理論を理解しよう。

そうすれば自分を偽る必要もないし、小手先でごまかす必要もない。

 

こうやって面接での多くの場面を深めていくと、きっと共通言語が生まれてくると思う。

実際に学生さんからの意見ももらいながら、さらに研究を進めていきますよ。

 

 

ちなみに、

今回、ベンチャービジネスの世界のこと、ビジネスモデルキャンパスについて書いてみたが、これらは以下の書籍からの引用。
[ ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 ]

この本、9年の歳月をかけて45カ国、470人の実例をもとに研究されたらしい。
そうそうたる会社や人物も登場します。

そりゃ成功パターンも共通言語も見えてくるよね。