この間のハローサムシングは、ビートルズがライヴでやらなかった曲を取り上げていた。
イットウォンビーロングとテルミーホワイをセレクトしてたけど、確かにやっていないね。
こういうライヴのセトリを当時のビートルズはどの様に決めていたんだろうね。
64年も中盤くらいから、フォーマットは出来上がり、それはライヴ活動を辞める66年まで続いた。
例えば、オープナーはノリの良い曲を選択。
ツイストアンドシャウトやロックンロールミュージックなど。
ラストもやはりノリの良い曲で〆た。
のっぽのサリーやアイムダウンなど。
そして、リンゴとジョージのボーカル曲も合間に入れ、シングルなどの新曲もやる。
立ち位置などもほぼ決まっていて、ステージ上手はジョン、下手にはポール。
レフティのポールと一本のマイクに立った時のビジュアルがシンメトリーになるように意識してたはずだ。
そして、ビートルズがステージに登場し、フロントメンバー各々が楽器から音を出し、チューニングなどをする様も、近年では「演出」だったとする向きである。
ライヴでの曲数は11曲あたりで、揃いの衣装、MCも基本的には同じ、お辞儀もする、アンコールはなし。と。
こんなスタイルは一貫していた。
ハロサムでユカイさんは、バンドの曲をライヴでやる時に難しいものもあると、自身の経験も元に話されてましたが、そういうのはきっとあるんでしょうね。
アルバムに収録されてないシングルの、それもB面の曲である、ベイビーズインブラックやディスボーイなんかが選ばれてるのも、ライヴ向きと思ったのか、やり易かったのか、そんなセレクトなんでしょうね。
レッドウォーリアーズはよく知られてるように、「ヴァージンメリー」のみライヴでは演奏されてませんが、何か理由でもあるんでしょうかね。いつかやってもらいたいですね。
ユカイのソロだと、ライヴでやってない曲ってありますか?
無いと思うんだけど。
アルバムをリリースした直後のツアーやライヴでやって以来やってない、なんて曲は結構ありますけどね。
「ミーンストリートにくちづけを」なんかはまさにで。
やっぱりライヴでやり易い、やり辛いなどもあるんだろうし、編成にもよるでしょうからね。
まあでもファン的にはこういうしばらくやってない曲をまた掘り起こしてもらえるのはありがたいし、そんなライヴならその日のステージも大分印象が変わると言うもの。
今度のゴールデンウィークでは【東京国際音楽祭2021】にゲスト出演するとのことで楽しみにしてたんだけど、緊急事態宣言を受けて中止となり、ハロサムは収録済みのを放送されたので、この日にビッグバンドをバックに「ミーンストリートにくちづけを」をやる、なんて、言ってて余計に残念となりました。
まあでもまたの機会に是非とも実現してもらいたいっすね。
だって滅茶苦茶カッコいいもの。