薄暗い中、場所取りをしていた幼稚園時代からはあっという間に時は流れました。さすがに小学校は校庭も広いし、あまり場所場所、撮影撮影、親参加親参加、という雰囲気ではありませんから結構楽です。
と言っても、可愛いさかりはこの辺りまででしょうねｗｗ
本日は非常に暑い日だったし、風も結構吹いていた。鼻頭が赤く日焼けしてしまいました。
午前、長男の１００メートル徒競走がありました。幼稚園時代から我が子は運動とは縁が無く、こういう競技も後ろから数えたほうが早い結果でしたが、今回は、何をどう間違ったのか「１位」（笑）携帯のムービーで撮影していたのですが、僕の「おおお～！！」という驚きの声がもれなく収録されましたｗｗ
これには、僕たち夫婦どころか本人も驚いてましたね（笑）1位の証明用紙を持ってきて僕らに自慢げに見せてました。
次男は宣言どおりの「ビリ」でした。あとは、「紅白リレー」がメインでしたね。もちろん我が子は出ていないのですがｗｗｗ、リレーは運動会の花形ですから感動しました。
お昼ごはんを一緒に食べることになっている長男の仲良し「Ｒ」くんは選手として参加してました。
昼食時、Ｒの父親が校門まで弁当を持参し、Ｒに渡していたのですが、その場に僕の妻も行き、帰ろうとするＲの父親に「お父さんも御一緒に食べましょうよ」と誘いをかけていたのですが、しきりに断っていました。しかしそこへ「担任」が登場しｗｗｗ半ば強引に校庭へと。
実は、Ｒ、継母からの虐待を受けています。いわゆるネグレストっていうものです。なにしろ、子供の運動会なのに、見に来るどころか弁当も作らないとＲに宣言していたくらいですから。他にも休日はコッペパンを一つだけ渡して終わりという、酷い親です。で、まだ未就園児童である「血の繋がっている」娘は可愛がっているんです。
だからか、２週間くらい前の時点で、Ｒは僕の長男に、「一緒にお昼ご飯食べてもらえる？」と言ってきたし、担任もうちに電話をかけてきてまで、お願いされました。
僕達はしょっちゅう遊びに来ているＲは良く知っているし、快く引き受けたし、うちでＲの弁当も作りますよ、とも言いました。しかし担任はそれでは悪いからと、今日はわざわざ先生自ら、手作り弁当も持ってきてくれました（中々出来ることじゃないと思った）Ｒの父も弁当箱に食べ物を詰めてきてはいましたが、それは、コンビニで買ったおかずでしたね。
担任の先生と僕は今日、初対面だったのですが、妻から聞いていたとおり、とても良い先生で、年齢的にもベテランの域の先生でしたが、明朗活発なすばらしい先生だと思いました。簡単に言うと熱血漢のある先生ですね。
先生は15分くらいいて、教室へと戻っていき、その後は少しＲの父と昼食を取りながら雑談をしました。Ｒの父親的にもそういう場に来るとは想定していなかったと思いますが、どう思ったのでしょうかね。
午後は、長男が「ソーラン節」と「騎馬戦」でした。次男もダンス系の出し物を。二人ともちゃんと踊っていました。
長男たちがやった「ソーラン節」は、いまや、金八先生でお馴染みとなったバージョンのものでした。これはこれで感動的ですよね。多分全国的にも運動会のメインになっているんじゃないでしょうかね。
踊りもちゃんと真面目にやっていて、かっこよかったです。
最後の最後は全校生徒が出場した「紅白対抗大玉送り」でした。
長男は赤、次男は白でした。結果は2対1で白が勝ちました。その後すぐに閉会式に移るため、生徒は朝礼台の前に集まったのですが、長男のクラスの男の子が号泣してました。その子は大玉を送るサポートとして（つまりリーダーとして）玉と一緒に動いていた生徒だった。
それだけに、負けてしまって悔しかったんでしょうね。何人か生徒も背中を叩いて慰めていましたし、先ほどの担任も、閉会式中、彼に寄り添っては声をかけていた。
本当は、「大玉送り」を終わったら速攻に帰ろうと僕は思っていたのだけれど、その光景を後ろで見ていたら、最後まで運動会を見届けたくなった。だから、結果発表や校歌斉唱や優勝カップ授与、校長の言葉、閉会の言葉など、解散まで全て見届けた。
保護者らはほとんど片づけをしてバラバラと帰宅するような感じになっていたから、だいぶ校庭は閑散としていましたが。
なんか、実に「青春だなーいいなー」という爽快感がありました。
小学校の運動会。
この間まで幼稚園児だった1年生は小さい体をチョコチョコ動かして可愛いし、来年は中学生になる６年生児童には涙もあって、筋書きの無い演出で観覧席の大人の涙腺をゆるくさせる。実に贅沢な「会」だった。
先生、児童、保護者、本当にお疲れ様でした～！！
（画像）
騎馬戦、一回戦で帽子を取られへっぴり腰の長男ｗｗｗ
マークボランのロックＴはソーラン節のため。
