今日は、
七ヶ浜中学校の「校舎お別れ式」に行ってきました。
東日本大震災で、被災した校舎を取り壊す前に、
在校生、卒業生、関係者で、卒業式の前日の本日、
校舎とお別れをするというものでした。
在校生が受付をして出迎えてくれました。
校長先生のこ゛挨拶では、校舎を「あなた」と
擬人化し、約８０００人もの卒業生を送り出した事、
自らの代で、校舎を取り壊す事になると思わなかった
事、耐震と工事目前でこの震災が起きたことなど、
あふれんばかりの感謝の想いを言葉にしていました。
被災の様子などを動画で紹介。
会場からはすすり泣きも聞こえてきました。
在校生代表も、感謝の言葉を「あなた」へ。
最後は、全員で校歌斉唱。
記念に、ロッカーで作った文鎮をいただきました。
大工さんが切り出して、在校生で磨いて、
焼印を押したそうです。
皆さんの温もりが伝わってくるようでした。
取り壊しが３月１１日から始まります。
新校舎のデザインは、プロポーザルで乾久美子さんの
デザインに決定しています。
http://architecturephoto.net/jp/2012/02/post_3227.html
それまで、仮校舎での授業は大変かもしれませんが、
在校生の皆さんには、負けずに勉強に運動にがんばって欲しい
ですね。
校舎の被災写真を職員のご協力で掲載させて
いただきます。
もうすぐ震災から２年が経とうとしていますが、
ひとりひとりがこの被災の語り部となって、
千年に一度の震災も最小限に出来ますように、
願って止みません。
