「伝えたい想い」を「伝わることば」へ♪
自己ＰＲコンサルタントの森田恒行です。
コンサルをしていても、
セミナーをしていても、
毎回思うところがあるのですが、
ワークなどで、アイデア出しをしているときに
やたら消しゴムで消す方がいらっしゃいます。
最近だと、フリクションペンも同じですね。
僕のところでは、
付箋紙を使うワークが多いのですが
ご丁寧に
付箋に書いたことも、わざわざ消して
書き直してくれる方がいます。
僕は常々、そういう方に
「一度 書いたものは消さなくていいからね！」
ってことを、お伝えしています。
消さないほうがよい理由は ３つあります。
まず１つめは
『時間がもったいない』ってこと。
消しゴムで消している時間なんて、
たかが数秒の話かもしれませんが、
その数秒が積み重なれば
いつか数分になり、数時間になる。
これをちょっと、
今まで生きてきた時間で考えてみましょう。
消しゴムで消すことに費やしてきた時間って
累計してみたら、数日間とか数週間になる人も
いらっしゃるかもしれませんよね？(笑)
時間とは「命そのもの」なので、
命はもっと大切なことに使うことをお薦めしています。
それから、
消さないほうがよい理由の２つ目は、
「消す」という作業をしている間に
『思考が途切れてしまう』ってことです。
せっかく何かを思い付いて
急いで書こうと思ったのに
消しているうちに
何を書こうか忘れてしまった！
そんなこと ありませんか？
これ、けっこう もったいないんです。
書きたいことを思い浮かんだなら、
ピッピッ！と二重線で消して、その下に書き直す。
もしくは付箋紙だったら、別の紙に書き直す。
このほうが思考も途切れないし、
時間もムダにしないですみますよね。
では、その
書き直した際の もとの付箋ですが、
この扱いも大事なんですね。
僕は、
自分が何かを書いた付箋は
１枚たりとも捨てません！！
これは３つ目の理由にも通ずるのですが、
消さないほうがよい３つ目の理由は
『思考のプロセスが消えてしまう』ってことなんです。
実は、自分の発想の傾向や特質をつかむには、
《どの過程をたどって、そのアイデアが出てきたのか？》
という自分の思考のプロセスを、
いつでも辿れるようにしておいたほうがベターです。
書いたものを消してしまうと、後から辿れなくなります。
自分が書いたものを残しておくことで、
自分の思考過程を客観的に自覚できるようになります。
だから僕は、ノートも付箋も、すべて
アイデアを出すために書き記したものは
捨てずに、年代別に保管しています。
しばらく経ってから読み直すと、
当時の自分のショボさが際立って、
けっこう楽しいです(笑)
なぜ楽しいのか？
それは、当時をショボいと感じるということは
それだけ今の自分が、
昔とくらべて成長しているわけです。
だから楽しいんですね♪(笑)
というわけで、
消しゴムで消さないほうがよい理由は
①『時間がもったいない』
②『思考が途切れてしまう』
③『思考のプロセスが消えてしまう』
この３つということになります。
なので僕は、これだけ世の中で
フリクションペンが流行っても使うことがなく、
もし どこかでいただくことがあれば
誰かにあげてしまってます(笑)
というワケなので、
もし僕に 「何かプレゼントを♪」と
考えてくれている方がいらっしゃるとしたら
フリクションペン以外のものを お願いします(笑)
今日の話が、あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
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森田恒行 プロフィール
｢Tokyo Walker 10月号｣に掲載されました
今日も最後までお読みくださいまして ありがとうございました。