※呪術廻戦ジャンプ236話の話です。直球で。
※長いです。いつにも増して熱いです。こわいです。
※私的見解です。(そりゃそうだ・・)
※最新話実際に読んでなく、ネットで知った情報についてなのでもしかして私の知らない、勘違いしてる何かあるかもしれません。そうであってほしい。
先日の、例の件は置いといて、
置いとけないけど取り合えず今だけ置いといて、
その話の中ですごく気になったことがあって。
その時の、悟が傑くんやナナミン達と空港で話してるシーン。
そこでの会話で気になったことがいくつかあって。
いくつかあるんだけど、とりあえず一番引っかかってるのがナナミンが悟に対して言ったこと。
「あなたは呪術を生きるため何かを守るためにふるうのではなく、ただひたすら自分を満足させるために行使していた変態でしたから」
え?
って感じなんだけど。
悟ってそんなだったっけ・・?
そんな、戦うことに意義を見出してた人だった??
全然そう思わないんだけど・・
高専時代まではどうだったか知らないけど、
少なくとも高専時代、傑くんと2人、ただ力をふるうことを楽しんでた?
日々2人、ノリノリで呪霊たちを祓ってたのかもしれないけど、
悟はすごい使命感に燃えて日々戦ってたわけじゃないだろうけど、(そこがまたいいところだし)
そこには一応人を守る、という気持ちはあったと思う。
そして理子ちゃんを守る任務の時、戦いを楽しんでいた!?
とてもそういう風には思えない。
からかいながらも理子ちゃんのことを第一に考えてたし、
なんだったら呪術界を敵に回しても傑くんと2人で理子ちゃんを守ろうとしていたじゃん。
戦いのためだけだったら理子ちゃんの生き死により甚爾と戦えて最高!みたいな感じに最初からなってるはず。
甚爾にやられた後覚醒した時は、理子ちゃんのために怒ってないって言ってたけど、あれは覚醒した時のハイテンションのためだと思う。
ちゃんとごめん、って謝ってるし。
覚醒して超最上級!世界は俺のもの!みたいになってるそんな究極の状態でも理子ちゃんのこと思い出してごめんって言ってるんだから、むしろちゃんと理子ちゃんのこと思ってる。
それに、宿儺と戦うまで甚爾以外に彼が満足できるほどの相手がいたとは思えない。
特級呪霊の3人衆だって、悟と面と向かって戦ったらイチコロでしょ。
そっちの意味でも自分のを満足させるために戦ってきたとは思えないし、
じゃあだからずっと宿儺みたいな相手と戦うために生きてた?
なわけない。
悠仁くんと出会った時だって、ほんとは宿儺の指を飲み込んで最後死んでもらって宿儺を抹消する、って話だったし。
それは本当だったよ。
表向きそうしといて、宿儺の指じゃんじゃん悠仁くんに呑ませて実は戦いたい、なんて絶対思ってない。
って言うかそんなこと夢にもありえないよ。
まだ小さい恵くんに声かけたり、乙骨くんを助けたり、
どっちにしても彼らを救ってあげようってすごい深い哀れみ?の気持ちが最初にあったわけじゃなくて比較的軽い気持ちだったかもしれないけど、
呪術界の理不尽な?待遇の犠牲者を減らしたいって思いだったと思うし、(それがすごい敵だった甚爾の息子でもそういうの関係なく助けようとするのがまたいいところ)
その後みんなのこと、大事に思ってないとか全く思えない。
というか間違いなく大事に思ってる。
普段ふざけてるのに、この切なそうな表情。
傑くんとのことですごく傷ついてるわけじゃん。
もし悟が戦い第一主義だったとして、そんな彼でも唯一傑くんだけは自分より弱くても大事に思う存在だったとして。
だったら傑くんがいなくなったあと別にもう強い仲間いらなくない!?
自分だけ戦いを楽しむなら、恵にこんなこと言わないよ。
スポーツの試合だったら対戦相手として強い人を求めるかもだけど、悟が戦うのは基本は呪術師じゃなくて呪霊なんだから。
強い相手との闘いを求めてるんだったら呪術師に強い人が現れても関係ないじゃん。
戦うためだけになんて、絶対思えない。
最初、悠仁くんが上層部にわざと強い呪霊を当てられて殺された時だってすごく怒ってた。
自分だけのこと考えてるんだったら、知り合ってまだ間もない悠仁くんにだったら、多少可哀そうと思ってもこんな怒ったりしないよ。
そもそも自分が戦うためだけだったら、上層部なんてさっさと殺して自分のやりたいようにやればいいだけじゃないの!?
一人で全人類殺せるんだから。
でも悟は
「でもそれじゃ首がすげ替わるだけで変革は起きない。
そんなやり方じゃ誰もついてこないしね」
って。
ちゃんと人道的な?道を選んでる。
こんなに怒ってる。
悠仁くんが復活した時はこんなに嬉しそう。
力で一掃するのはわけもないことだけど、
そうじゃなくて理子ちゃんの時の悲惨なことや、御三家で真希&真依みたいにつらい思いをしたり変なプライドで色んな人が傷ついたり殺されたり、そういうのを無くそうと思っていたんだと思う。
だから時間はかかるとしても、ガラにもなく教師の道を歩んで、
強く聡い仲間を作ろうとしたんでしょ?
それが『ただひたすら自分を満足させるために行使』って・・
絶対ない。
そしてナナミンがそう思ってた!?
意味分からない!
他の誰か、他の悟とは遠い呪術師の人が思ってたなら分かる。
近しい人じゃなかったらそう見えそうだし。
でもナナミンが!?
ナナミンは悟のこと「尊敬はしてないけど信頼はしてる」んでしょ?
それは一見軽薄に見えて実際ある程度軽薄かもしれないけど、
根底は信頼には足る人間性があるということを知ってるからじゃないの?
その信頼というのは強いということだけの信頼ということ!?
そんなわけない。
ナナミンは、悟に対してイラつくことばっかりだったと思うけど、嫌いではなかったはず。
好きではなくても嫌いではなかった絶対。
でも戦いだけに重きを置いてる人なんか嫌いだよ、
ナナミンだったら。
もうナナミンのセリフが全く理解できない。。。
しかも、昔あんな崇高に自分の夢を語ってた悟もそれを認めたような表情を見せて。
どうなってんの・・・!?
これは全部死の淵(に決まってる!)の悟の混乱した夢とでも言ってくれないと全く理解できない。
大体死の淵(に決まってる!!)での心配ごとが、恵に甚爾の話まだしてなかった、って、それだけ!?
そしてそれは硝子さんに頼んだからいっか、って・・
そんな大事なこと、悟自身が話さなくていいの!?
でも100歩譲って、そういうあっさりしたとこ悟にはなくもないか、って思えなくもないけど、
でももう一度、心配ごとそれだけ!?!?
あとは宿儺と戦えて楽しかった?
宿儺に全力出させてあげることができなくて申し訳ない!?!?
ふざけんなって感じなんですが・・!
宿儺に謝ってる暇があったらみんなのことは!?
最強である自分が負けちゃって、悠仁くん、乙骨くん、みんなはどうなるの!?
宿儺にとらわれてる恵くんは誰が助けるの???
そして誰よりも大事な親友の遺体は羂索に使われたままでいいの!?!?
そこは誰でもなく悟が取り戻したいんじゃないの!?!?
彼は最強として、その自覚だけじゃなく一応彼なりに責任感みたいなものも多少なりともあったと思うのに。
そして最強の男が、どんな相手でも薄笑い浮かべて対応できちゃうほどの男が、動揺して封印されてしまうほどの影響力のある傑くんさえ放置!?
戦い楽しかった~満足!
で終わり!?
なんかもう全然分かんない。
全く理解できない。。
ほんとうに悟がそういう人間なら、今までずっとそういう感じで描かれて来ててのこのセリフなら分かるけど、
今までを見ていてこのシーンは理解不能にもほどがある。。
ついでに孤高の侘しさ!?
悟って孤高の侘しさあったの!?
最強すぎるほど最強であるのに、そんなこと関係なく何も気にせず好きなようにふるまっちゃうのが悟じゃないの!?
生き物としての線引き、
それはもしかして最強すぎるゆえになんとなくあったのかどうか分からないけど、自分を分かって欲しいと思ってた!?
そんなセンシティブな面が悟にもあったの!?
他人の迷惑も顧みず、他人が自分を分かってるか分かってないかなんてどうでもいい、自分のやりたいように押し付ける、それも悪気無く、ってのが悟じゃないの!?
とはいっても誰しも自分のこと分かって欲しいって気持ちはあるだろうからもしかして悟にもあったのかもしれない。
だからって、
「宿儺との戦い楽しかった~!めっちゃ満足!あとは天界で修行するぜ!以上!」
みたいなどっかのサイヤ人みたいな思考なわけない。
そんなの悲しすぎるよ・・
ナナミンのセリフ、悟のセリフ、
なんかもう本当に意味が分からなくて泣きそうです。。
悟が伊地知さんに強く聡い仲間を作りたい、って語る回の扉絵。
前この絵がどんな状況か、なんて楽しく推測してブログに書いたことがあったけど、
もう今は泣いてるとしか見えない。
私の気持ちを反映して。
一体どういうことなの・・?涙