令和2年1月2日の朝がきた
キャンプ場から海に出て合掌
うん、いい天気になりそうだ
箱根駅伝日和だ
テントに戻って朝御飯
野外で食べると、なんでも美味しい
お腹ぽんぽこりん
さぁて、そろそろ行くか~と
箱根駅伝の応援場所に向かう
キャンプ場からすぐの場所に陣取る
この区間は3区だ
嵐の前の静けさ状態
いつもの景色なのに
いつもの景色じゃない
ひたひたと今日の興奮が走ってくる
読売、報知の旗も頂く
露払の如く、パトカーなどが通り始める
わくわくどきどき
今か今かと待ち続ける
あぁぁぁ、武者震い
背骨が、何故か冷たくなってくる
おぉぉぉぉ来たか
トップ通過
彼のまわりだけ重力が違うような走り
左手で旗振り振り
右手でカメラ
口は、がんがん声援頑張る
頑張っている選手に「頑張れ」
申し訳なさも感じるけれど
その言葉が自然と口に出てしまう
応援に必死になりすぎて
シャッターチャンスを逃したり
滑舌悪くて声援を噛んじゃったり
声が枯れてきて
声援しようと思ったら「げほげほ・・・」
そして・・・・
最終ランナーが通り過ぎた
私の「箱根駅伝」が終わった・・・・
波が引く様に応援者が消えていく
腑抜けたように立ち続ける
走ってもいないのに「やりきった感」
「帰ろうか・・・」
キャンプ場に戻ってきた
お疲れ様~とまずは乾杯
観戦話も肴に吞み続ける
興奮冷めやらず
焼き焼き、ウマウマ
夜の準備も完了
呑んでいて気が付く
サッポロビールを買っていないぞ
来年は、ちゃんと買おう(^^ゞ
今日は、日の入りを拝もうと
裏の海に向かう
沈みゆくお日様を背に
サザンビーチへと歩きはじめる
すれ違うランナーに心の中でハイタッチ
何かに引っ張られるかのように
ずんずんと沈んでいく、お日様
暖かいね、温かいね・・・・
ひと際明るく燃えた後
吸い込まれていくように沈んでいった
サザンビーチ着
持ってきたワインで、今日に乾杯♡
しばらく、ぼそぼそと楽しむ
テントに戻ろう
焼き焼きタイム再開
舐めて舐められ夜が更ける
時の流れと、酒が
睡魔を誘う
おやすみなさい
明日は箱根駅伝復路だ