ここからは
醍醐味満載道が続く
足取り軽く
気持ちも軽く
たったかたったか
下界を見渡せば
紅葉と田畑のﾊﾟｯﾁﾜｰｸ
右見て左見て、前を見て
にまにま顔で、歩き続ける
はぁぁぁぁ～
ふぅ～
ほぉ～
は・ひ・ふ・へ・ほ～
は行感嘆ためいき連発
蛇骨岳着
振りかえる
唐松の黄葉は終わっていたけれど
賽の河原へと流れ込む
笹の斜面が美しい
とっとことっとこ
剱岳、鹿島槍、五竜、唐松、白馬・・・・・
みんなみんな、勢ぞろい
空が蒼すぎて
空が広すぎて
見える山々美しすぎて
次の一歩が、なかなか出ない
仙人岳着
手前には、浅間隠山や
十二ヶ岳など
ずっと奥には
武尊、白根、女峰、男体・・・
歩いてきた道、振り返る
こぽこぽ登って、また下りて
続く稜線、これまた楽し
鋸岳着
圧倒的な存在感の浅間山
荒々しくも嫋やかである
優美な曲線を描く
どこを見ても感動
何回見ても感動
さぁて、Jバンドから下りて行こう
ざれがれざれがれ、慎重に
無事に、賽の河原に下りてきた
歩いてきた稜線を見上げる
カッコイイね～
地を覆う唐松の落ち葉
ふかふかもふもふ
晩秋踏み踏み
鼻歌ぼちぼち
草すべりが見えてきた
トーミの頭まで登り返す
わっせわっせ
明けぬ夜はない
辿り着かぬトーミの頭はない・・・・
ふぅ・・・
振りかえる
トーミの頭に戻ってきた
休憩
北アルプスを眺めながらコーヒータイム
富士山と八ヶ岳が
毛無山辺りを挟んで、睨めっこ
八ヶ岳の後ろのﾁﾗ見え南アルプス
我関せず雪景色
復路は中コース
淡々と下山していく
大満足の1日だった
