2016年末恒例谷川岳 | dekoの徒然日記

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生きていれば いろいろあるけど まだまだ 
生きていかなくちゃならない それならば 
少しでも楽しく生きていこうと思う

 

3連休の方も、いる週末♪

我が家は、日曜日月曜日の2日間

雪山に行こうと思っていたが

2日間とも、天気は雨か雪泣き笑い

どうしよう・・・・

吹雪だと危ないし

雨もな~汗

 

さて今更感満載ですが

年末恒例谷川岳登山の記事を書きます(^^ゞ

 

 

時はまさに、クリスマスmomi2*momi2*

私は、山でホワイトクリスマス雪だるま雪だるま

煌びやかなイルミの下も捨て難いけれど

今日は、鼻水垂らしながら山に行こう

 

渋滞を避けるため丑三つ時に自宅を出発

順調に関越をひた走り、谷川岳RW着

RWの始発まで2時間ある

横になったり散歩をしたりして待つ

30、31、2、3日は、7時からRWが動いているらしい

 

7時、エレベーターが動く

順番を取ったあと、ロビーをうろうろ

ボーダー、スキーヤー、登山者

交ざって笑って、時を過ごす

 

 

RWが動いた

天神平に着いた~

うお~眩しいぜ

 

 

まずは、天神峠まで

ゲレンデの横を登っていく

久しぶりのアイゼン

久しぶりの片栗粉のような雪

 

 

きゅっきゅっ

ぼふぼふ、ぱふぱふ

あああああ~

寝っころがって、雪まみれになりたい萌えー

 

でも今は

あへあへしながら登っていこう

 

 

俎嵓の稜線と荒々しいオジカ沢の頭

浅間山が、ちょこんと顔出す

 

 

ふわふわもふもふの雪

全く踏み固められていない下り

ステップも切られていないため

慎重に慎重に

一人歩けば道が出来

また、ひとり歩けば道が出来る

 

 

雪の谷川岳には3回登っているが

熊穴沢避難小屋への冬道が

3回とも、違っていた

今回のコースは、木が当たって痛い痛い

木を避ければドツボにハマり

雪の中で、もがく

 

 

トレースから外れると、膝上まで埋まる

 

 

何やら雲行きが怪しくなってきた

 

 

熊穴沢避難小屋着

 

 

順調に埋まりつつある

 

 

おっちらおっちらと登る横を

BCの方が、わっせわっせと登っていく

遠くには赤城山が見える

 

 

雪煙が、渦を巻き空へと舞いあがる

 

 

黙々と登る登山者たち

貴方の足跡、私の足跡

重なり均し、トレースが広がっていく

 

 

天神尾根に連なる登山者

 

 

抜きつ抜かれつ歩を進める

 

 

見上げれば

雪煙が舞い

ガスが山肌を流れ出した

 

 

登山者が踏み固めていく雪道

その横をBCがシュプールを描いていく

 

 

何処までも続くのでは、と思わせる登り

みんなで、わっせわっせ

不思議な一体感

 

 

風が、さらに強くなってきた

お天道様が雲に押され始めた

振り返れば

粛々と登ってくる人たち

 

 

奥秩父方面は雲に覆われている

八ヶ岳が、かろうじて見えた

雲が我先にと流れていく

 

 

肩の小屋着

風が雪原を滑り

小屋の周りで、戯れはじめた

寒い・・・避けるところはない

 

 

あっという間にホワイトアウト

 

 

ここで装備を整え直して再出発

 

 

トマの耳着

何も見えない・・・

 

 

登ってきた方を見返しても

奥行きのない世界が広がっているだけ

 

 

強風に飛ばされた雲の間からのチラリズム

みんなで、一喜一憂

 

 

寒さに震える体と

慄きと喜びに震える心

 

 

オキの耳に向かおう

 

 

オキの耳着

 

 

トマからオキ

オキからトマ

一ノ倉岳~茂倉

馬蹄型

あの絶景が見たかったがっかり

 

 

絶景は見られそうもない

下山しよう

 

 

 

美しいシュカブラ

音が消え

色が消え

ぽちぽちと歩く登山者と雪煙だけが

今、ここに動として存在している

 

 

トマの耳への登り返し

 

 

肩の小屋に戻ってきた

綿菓子に包まれたようなお天道様

 

 

行動食を済まし下山にかかる

天気が良ければ

絶好のお昼寝場所なのに

 

 

とっとことっとこ

 

 

しゃしゃく、もふもふ

 

 

私たちの横を

スキーヤーが滑り落ちていく

一人が滑ると、歓声があがり

また一人滑ると、歓声があがる

彼らも、楽しんでいる↑

登山者も、静かだけれど楽しんでる↑


 

熊穴沢避難小屋に戻ってきた

山頂の暴風が嘘のように穏やかだ

天気も、最高にいい

ランチにしよう

 

 

しかし見上げれば

山頂付近は、さらに悪天候になっているようだった

 

 

ランチを済まして

とっとことっとこと下りていく

朝とは違って

踏み固められつつある登山道

歩きやすい

スキー場が見えてきた

ほっと一安心


 

年末恒例谷川岳

無事に、終わることが出来た

 

 


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