巻機山  その一 | dekoの徒然日記

dekoの徒然日記

生きていれば いろいろあるけど まだまだ 
生きていかなくちゃならない それならば 
少しでも楽しく生きていこうと思う




お山も、雪の便りがちらほらと届き始めています

そんなときに、今さら感ばりばりの秋の山を書きます・・・・





巻機(まきはたやま)は、日本百名山の一つ

新潟県魚沼市と群馬県みなかみちょうの
境にある標高1,967mの山である



桜坂駐車場   着

車がどどどとっ・・・汗

やっとこさ土の場所に車を停める

井戸尾根コースで出発

お天道様に照らされて、黄色い葉っぱが優しく揺れる


色づく葉っぱが秋を招き、緑の葉っぱは冬を待つ



五合目着

あれれ、一から四は何処いった


まっ、いっか


お天道様、お山を照らす

♪   山が燃える~何があってももういいの~  ♪

十八番が頭の中でリフレイン


ズーム

ちょっと色が変になっている

美しいものを見たとき、それを何かに写し取りたくなる

思い出だけでなく、目に見えるものとして残したくなる

そんな時、コンデジなのが哀しい


いろいろな事を考えながら山登る

時折振り向き、あなたに話しかける

あんなことこんなこと


でも、一番多い言葉

「綺麗だね・・・・」


広々とした場所に出る

ここからの絶景を見ながら、オヤツタイム


谷川岳方面の雲が美しい


流れ落ちそうで落ちない雲の滝


見ていて飽きないけれど、先へ進もう

ニセ巻機山目指して登っていく


しかし暑い

暑すぎる

遮るもののない登山道


あれが、巻機山の頂上らしい

この斑な感じが、なんともいえない

牛の背中に見えてきた


色とりどりの顔をして、次から次へと連なる山々


今にも倒れそうな標識の八合目



あの雲の滝

滝の飛沫が、少しずつ少しずつこちらに流れはじめた


よいしょこらしょどっこいしょ

ふぅ・・・・



ニセ巻機山着

なんで「ニセ」なんて可哀想な名前をつけるんだろう


ここからは、整備された木道を一旦下る

足取りが軽いのは、下るからだけではなさそうだ


コル部にある避難小屋に辿りつく

避難小屋の中のトイレをお借りする

日陰にいると、ほっとするような天気


さぁ、巻機山に登り返そうか

いいね~いいね~こんな道

みんなに続いて登っていく

楽しい楽しい尾根歩き


トテテポ  コツコツコツコツ

トテテポ  コツコツコツコツ


地塘に映りこむ山


ふぅふぅ・・・・登れば

巻機山到着



絶景かな絶景かな


平ヶ岳や燧ケ岳方面

つづく稜線に気持ちが膨らみすぎて、鼻息が荒くなってしまう


そして、なんと谷川岳の左に富士山が見えた

隣にいらっしゃった地元の方曰く・・「なかなか見られないんだよ」

ここで富士山が見られるとは、思っていなかった

次から次へと登ってくる登山者に

伝言ゲームのように「富士山見える情報」が伝わっていく


歩いて来た道々を眺めるのは、最高に気持ちがいい

木道が鈍く光っている

視線が道をなぞり、気持ちが後を追う


リュックをデポして、牛ヶ岳へ向かおう


ふぅ・・・この山好き



巻機山最高点である本当の山頂(変な言い方だけれども)に、到着

棒・・・が一本・・・・

触って写真を撮ろうとしたら、ぐらららららっ

慌てて、つんつんしながら写真を撮り直す


ここからに眺めをしばし、堪能


何も言葉は要らない

貸切状態で山を眺めるのも、いいけれど

みんなで眺める山もいい

同じ想いを抱きながら、無言で眺める今がいい


避難小屋も見えている



さぁ、牛ヶ岳に行こう

お腹のムシが、うるさくなり始めた




ペタしてね