令和七年度を振り返りますと、久喜市倫理法人会にとって大きな節目と成果に満ちた一年でありました。まず、モーニングセミナー自単会参加率において埼玉県内第3位という評価をいただき、さらに普及目標を達成し、190社という大きな成果をあげることができました。これは、会員の皆さま一人ひとりの地道な声掛けと実践の積み重ねの賜物であり、心から感謝申し上げます。
今年度は「目指せ!埼玉一番」を合言葉に掲げ、50社50名の取り組みをスタートいたしました。会員全員が同じ目標を共有し、モーニングセミナー参加率を高めるために努力を重ねてまいりました。その結果、活気あるセミナーが実現し、会の雰囲気も一段と明るくなったと感じております。さらに2月には、2000回モーニングセミナーという大きな節目を迎え、県内外にキャラバンを展開し、多くの役員・会員の協力を得て盛大に記念の会を開催することができました。この経験は、会員が一丸となればどのような困難も乗り越えられるという自信につながりました。
また、多くの会員が他単会において講話を行い、その活躍の場を大きく広げていったことも大変誇らしく思います。それぞれが培った経験や学びを伝えることで、単会を越えて倫理実践の輪を広げることができました。これらの活動を通じて、久喜市倫理法人会が埼玉県内に確かな存在感を示すことができたと実感しております。
一方で、私たちが目指す「白い行動旗」を獲得するためには、さらに高い目標が求められています。すなわち、150社の参加体制の確立と70%のモーニングセミナー参加率を実現するという課題です。この挑戦は決して容易ではなく、単なる数値目標ではなく、会の体質そのものを改善していく必要があります。そのためには、これまで会を支えてこられた諸先輩方の経験と、若手会員の新しい力を融合させることが不可欠です。この融合こそが、大きな飛躍を生み出す原動力になると確信しております。
さらに、会員企業を訪問する中で、朝礼や「職場の教養」を積極的に活用する企業が着実に増えていることを実感しました。朝礼は社員の意識を高め、企業文化を根付かせる大きな力を持っています。活力朝礼をさらに推進し、会員企業の成長と発展に直結させていくことが、今後の重要な取り組みであると感じています。
令和八年度こそは、50社50名の達成を確実に実現し、会員企業の発展に大きく貢献する一年にしてまいりたいと考えております。そして「埼玉一番」を必ず獲得し、久喜市倫理法人会がより多くの企業、地域社会にとってなくてはならない存在となるよう努めてまいります。


