7代目日記 ~更なるチャレンジ編~ -4ページ目

7代目日記 ~更なるチャレンジ編~

7代目は、ガス屋を経営しながら、商工会青年部、若連、青年会議所、消防団 地域の活動をしています。菖蒲は市町村合併やモラージュ菖蒲の出現。政治経済が大きく変わろうとしています。まちのことや地域のこと家業のこと7代目が考えなどを書き込んでいきます。

先日、京都大学特定准教授で文芸評論家の浜崎洋介氏の動画を拝見しました。その中で紹介されていたのが、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの思想、特に『ニコマコス倫理学』です。アリストテレスは「よい人間とは幸福感をもつ人間である」と述べ、その幸福は偶然に得られるものではなく、道徳や倫理観を備えた生き方の中で育まれるものだと説いています。そして、その倫理観はどこで育つのかといえば、間違いなく「よい共同体」である、という指摘に強く心を打たれました。

 

 

よい共同体があるからこそ、よい人間が育ち、結果として幸福感が社会に広がっていく。逆に言えば、共同体が荒れれば、人の心も荒れていくということなのかもしれません。私はこの考え方を、まさに倫理法人会の存在意義そのものだと感じました。私たちは成功や成果のためだけに集まっているのではなく、幸福に生きるための学びの場として、この会を運営しているのだと思います。

 

そんな思いを新たにした矢先、役員朝礼で印象的な場面に出会いました。チェックリーダーに指名された榎本治司さんが前に出た際、床に小さなゴミが落ちていることに気づき、誰に見せるでもなく、黙って拾いポケットにしまわれたのです。自然な所作でした。その姿を見て、いい習慣を身につけていると感じました。

 

良い習慣は、教え込まれるものではなく、良い人に囲まれることで身についていくものです。倫理法人会の学びの場が、まさにそのような空気を持った「よい共同体」であり続けることが、私たち一人ひとりの幸福につながっていく。会長として、その場を守り、育てていく責任を改めて胸に刻んだ出来事でした。

最近、私が読んだ一冊の本が、今の久喜市倫理法人会の状況と重なって感じられましたので、共有させてください。
それが『だれもわかってくれない 傷つかないための心理学』です。

 

この本には、人はできるだけ考える手間を省き、「前からこうだった」「きっとこうに違いない」という思い込みで物事を判断しやすい、と書かれています。思い込みは楽ですが、変化を起こそうとするときには、足かせにもなります。

 

 

久喜市倫理法人会はいま、白い行動旗、そしてモーニングセミナー日本一という新たな目標に向けて、意識改革に取り組んでいます。その中で私が強く感じているのは、多くの会員の実践が、確実に会の雰囲気を変え、活気を生み出しているということです。

挨拶や声かけ、誘い方、学ぶ姿勢——そうした一つひとつの行動が重なり、「久喜は変わってきている」と感じる場面が増えてきました。これは、特別な誰かの力ではなく、会員一人ひとりの小さな行動の積み重ねです。

 

白い行動旗は、自然と手に入るものではありません。しかし、こうした前向きな会員が増え、実践が広がっていくことで、私たちは確実にそこへ近づいていると感じています。


これからも「どうせ変わらない」ではなく、「今、変わりつつある久喜」を一緒につくっていきましょう。皆さまのさらなるご参加とご協力を、心よりお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます。
法人会会員の皆さまにおかれましては、健やかに令和八年の新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。旧年中は、倫理法人会の諸活動に多大なるご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

 

本年度は、倫理運動が創始八十周年を迎える記念すべき年です。丸山敏秋理事長の新年挨拶では、ITの急速な進展や少子高齢化など、社会構造が大きく変化する中にあっても、人として、経営者として何を拠り所に生きるのかという「倫理の原点」の大切さが示されました。


特に、「調和協調」「自他共尊」、そして「慎欲(自分本位な考えや過度な欲望を抑え、足るを知り、周囲と調和しながら生きる姿勢)」は、企業経営においても、社会との信頼関係を築くために欠かせない実践であると述べられています。

 

倫理法人会は創設四十五周年を迎え、全国で八万社体制の確立を目標に着実に前進しています。経営者モーニングセミナーや倫理経営講演会を通じて、学びを行動に移す場が各地で広がっています。

私たち法人会会員一人ひとりが、「明朗・愛和」を共通実践として日々の経営や職場の在り方を見つめ直し、「慎欲」を意識した判断と行動を積み重ねていくことが、企業の持続的な発展につながります。本年も、ともに学び、ともに実践し、ともに成長する一年としてまいりましょう。