7代目日記 ~更なるチャレンジ編~ -2ページ目

7代目日記 ~更なるチャレンジ編~

7代目は、ガス屋を経営しながら、商工会青年部、若連、青年会議所、消防団 地域の活動をしています。菖蒲は市町村合併やモラージュ菖蒲の出現。政治経済が大きく変わろうとしています。まちのことや地域のこと家業のこと7代目が考えなどを書き込んでいきます。

緊急事態宣言が延長になった2月でした。

延長が決まり、まさかの事実を知ることになります。

 

それは、飲食店の経営者からの一本の電話からです。

”今まで我慢していたんだけど、延長になって厳しいから補助金とかもらえないか”

という相談でした。

 

最初の緊急事態宣言で、売上が減った事業者には

法人は200万円、個人には100万円の持続化給付金など

様々な補助や支援制度がありました。

 

申請するのが大変だったので

もしかしたら、コロナ禍でも制度利用をしていない方が

いるのではないかと思っていました。

 

しかし、その持続化給付金の申込が終わってから

相談されるとは思ってもいませんでした。

 

商工会に確認すると、会員企業は声がけをしているので

対応されているということでしたが

商工会に入っていない事業者は、漏れがありました。

 

私が知っている範囲でも複数。

国はすでに持続化給付金は締め切っています。

 

直接、色々働きかけを行い

今使える制度を斡旋するしかありません。

 

延長が決まってから、地元企業から

悲痛の声を聞いています。

これからワクチンが打たれ、集団免疫をつくり

経済の回復をしていかなければなりません。

 

それまで、なんとか地元の商工業者のお手伝いをしていきたいとおもいます。

 

 

 

2月13日に最大震度6の地震が襲った。我が家でも揺れ

とっさに脱出路を確保するために、窓を開けました。

東日本大震災の余震ということですが、10年の月日が流れても

地球が誕生以来の歴史の中で10年というのが一瞬でしかないことに気付かされました。

 

令和元年に襲った台風19号では、

消防団で栗橋に出動し、避難誘導をしました。

菖蒲地区の避難所にも、職員のご迷惑にならない範囲で回りました。

避難してくる方の危機感と私の近隣(菖蒲地区)での危機感との違いを身をもって感じました。

 

栗橋の皆様には理解できないかもしれませんが、

菖蒲地区の多くの住民は、災害がない場所という認識でいます。

昔、祖母から東京大震災の時に裏庭で地割れが起きたという話を聞いたことがありますが

自主防災の組織率は50%なので、組織率の低さからみても

明らかに防災意識は低いです。

 

そういう意味では、「何もないけど、災害もない」住みやすい地域という意識を

菖蒲地区の方は持っています。

 

ただ、東日本大震災やコロナ禍、台風19号などを経験し

直接被害がなかったとしても、社会が機能不全に陥いったこと。

いつ起こるかわからない大規模災害に対応する必要性は

なんとなくわかります。

 

最近は機会があるごとに、自治関係者に自主防災組織の設立のお願いをしています。

台風19号の時に

久喜市は避難情報などを、自治会の会長ではなく、自主防災組織の会長に連絡をしていました。

菖蒲地区での組織率は50%ですので、半分の自治会には連絡が回らなかったことになります。

被害がなかったとしても、緊急事態に当たり地域と久喜市との連絡経路が確保できていないのは問題です。

 

台風19号で近隣小学校や総合支所に避難が行われ、区長や民生員が活躍しました。

避難した方々の避難援助や帰宅支援など、

寄り添って対応していただきました。

多くの方が避難しましたが、市民全体でみればわずかな方々です。

そのような中でも、ほぼマンパワーで区長や民生員が

地域住民の面倒をみていることを考えたら

本格的な大規模災害がきたときには、対応ができないと感じました。

 

防災意識の低い地域ではありますが

自主防災組織の整備をすることで、地域住民全体で

災害弱者の対応を行うことはやはり必要です。

 

栗橋高校の前で避難誘導したときに、避難してくる方が高齢者だけでなく

居住年数の浅い若い夫婦が多いことにも気付きました。

自主防災があったとしても、いざ災害がきたときに

組織化だけでは対応できないことも感じました。

 

日頃から、地域のコミュニティを維持していく取り組みが必要です。

地域の祭りや清掃活動、地域住民の参加機会を

地道に積み上げていく必要を感じます。

 

運動会で優勝した区にお話を聞きましたら

日頃から住民のつながりをしっかり行っている成果と

評価していました。

 

地域コミュニティでは、

高齢化のために老人会(久喜では彩愛クラブ)の解散が増えています。

様々な地域組織が弱体化や解散をしています。

まして、コロナ禍で様々なイベントができない状況が一年続いています。

地域の連携が薄くなっていく今、ひとたび大地震がきたときに

ひとり暮らしの高齢者を誰が支えていくのだろう。

地域のリーダーをしっかりとつくり、地域で受け継いでいく地道な活動が求められます。

 

地域のリーダーは、やはり区長さんになります。

区長になった経緯は、それぞれの地区の事情がありますが

多かれ少なかれ、地域のためにその職を受けていただきました。

ただ、リーダーは孤独です。

そのリーダーを支える周りの人々の存在がとても重要です。

私は、リーダーが心折れないよう少しでも支えとなる存在になりたいと思っています。

 

区長をはじめ地域のリーダーとそれを支える地域住民

そのなかで、地域のコミュニティづくりを地道に行うこと

それが、地域の支え合いをつくっていくのだと思います。

 

コロナ禍で、社会的に内向きな傾向になっています。

アフターコロナになって、様々な地域の行事やイベントの行く末を心配しています。

形態は変化しようとも、地域の活動をしっかり行っていくことが

災害などの緊急事態に強い地域をつくっていきます。

 

猪股和雄議員が、ブログでPCR検査拡充を求める意見書に
ついて、私への記述がありますので反論します。


猪股和雄議員は、ブログで反対者を批判するのであれば、
その前に、先ずは自らの考えを説明すべきです。
9月議会最終日に「PCR検査の拡充を求める意見書」
(提出者・川辺議員)が提出されましたが、この内容以前の
話として、猪股和雄議員は、医療従事者を含む
エッセンシャルワーカーと他の職業を分けることは
職業差別の発想と6月議会で発言しています。


猪股和雄議員は6月議会の最終日に下記の発言をしています。
一部の職業を取り上げて敬意と感謝を示すと言っています。
この決議の構成自体がエッセンシャルワーカーとそれ以外の
職業に区別していますが、それは敬意を表されるべき仕事と
それ以外の仕事という職業差別の発想です。


「PCR検査の拡充を求める意見書」は、
エッセンシャルワーカーに優先的にPCR検査を行うという
ものでした。この内容以前の問題として、エッセンシャルワ
ーカーに優先的にPCR検査を行うことは、職業を分けるだ
けでなく検査を実行する、猪股議員の発言からすると職業差
別を実行するものです。


猪股和雄議員は「医療従事者をはじめとするエッセンシャル
ワーカーと他の職業を分けるのは職業差別」だと討論にた
ち、多くの議員が賛同し、6月議会での「緊急事態宣言下に
おいて社会を支える医療従事者をはじめ、エッセンシャルワ
ーカーにたいして敬意と感謝を表する決議」に反対していま
す。(賛成は、新政久喜と共産党)



6月から9月に変わったら、猪股和雄議員を代表とする市民
の政治を進める会から、エッセンシャルワーカーに優先的に
PCR検査を求める意見書です。全く訳がわかりません。



9月議会で、私と並木隆一議員は考え方・言動の不一致に
ついて質疑しました。


また、猪股和雄議員の「エッセンシャルワーカーへの職業差
別発言」について、医療従事者から怒りの声が届いていま
す。議会でこのことも紹介しました。



他の議員を批判する前に、猪股和雄議員には自らの「エッセ
ンシャルワーカーへの職業差別発言」と、それに反してなぜ
猪股議員がいう職業差別を助長する意見書に賛同したのか、
自ら説明すべきです。


その上で批判するなら批判を受けますが、自らの発言に責任
を持たず、他者を批判するのは卑怯のなにものでもありませ
ん。



なお、9月議会最終日に「PCR検査の拡充を求める意見
書」(提出者・川辺議員)の反対理由は以下の点です。

検査対象を拡大しており、久喜市も含め検査を必要な方に
は速やかにPCR検査を受けられる

PCR検査を拡充するには、医師会の協力が必要であり、
既に医師会はPCR検査を開始して、
新たな人的資源の拡充が見込めない

検査難民の相談は、久喜市に寄せられていない

多くの専門家から、むやみにPCR検査を拡げることに
警告が出ている。

PCR検査は確実な検査ではなく、感染していない人が
感染と判断された場合に、エッセンシャルワーカーや
事業所への不評被害、人権侵害、その後の訴訟リスクがあり、
スクリーニング検査をしないでPCR検査を
むやみに拡充すべきでない。


最後に、感染拡大状況を甘く見すぎと批判されていますが
新型コロナウイルスで小中学校が休業を決めた当初、
猪股議員が再開を促す発言をしていたことを
私は忘れていません。


https://iitaikotogaaru.at.webry.info/202010/article_1.html