葉隠に「武士道は云ふは死ぬ事と見付けたり」
と有名な文言があるが、
死に向き合うことで生がわかるという意味ではないのだろうか。
自分の母が亡くなったのは、大学3年の時であった。
母の死以降、周囲の人から聞くところによると
”菖蒲のひとに愛された人”
であったようだ。
亡くなって20年近く経とうとするが、今でも母のことを
懐かしく語っていただく方が多くいることはありがたい。
福島県の原町にある病院で
家族が母の死にたちあった。
生命の力はつよいなぁ と感心する時もあるが
母が亡くなる瞬間には、”なんと容易く人は死ぬのだろう”と
生命のはかなさを強く感じた。
普通に生きていると、このまま生命は続いていくかのように
感じられるが、いつしか命が終わると思うと
自分の人生について考えるのだと思う。
自分の残りの人生の日数をかぞえてみた。
思ったよりも少ない。
仕事に、家族に JCにその他の活動をしながら考えて、
行き着いた先は、
”いつ死ぬ時がきても、この人生でよかった”
と思えることであった。
もちろん、苦難はあると思うがそれに逃げずに
一生懸命 今を生きることだと思う。