パーマネントライフ

梅雨時、くせっ毛の俺の髪の毛がくりんくりんな日々だよ。



さて、髪の悩みが尽きない俺は、育毛トニックを買ったよ。サクセース！
使い始めて一週間、なんか髪の毛のコシが出てきたよ！ｲｴｲｲｴｲ、サクセース！！

だめ押しに禁煙を始めた。頭皮の血流促進のためだ。
ついでにダイエットも始めた。サクセースサクセース！！



加齢に負けるな、負けるな俺！
夏までにフサフサの細マッチョで彼女とウハウハ作戦なのだ！

鼻息荒い今日この頃なのだった。

ミディアムエレクト

俺は某大型古書店に勤めている。

同僚に面と気持ちがマズい女がいる。
が、体つきはなかなか目を見張るモノがあるのだ。

うん、カラダはいいな。痩せてるくせにボインだし、ケツはプリッとしてるし。



ブスだけど、何かしら心に訴えかけるモノがあるブスがいる。
「うわっ！ブス！！やりて～！！！」ってもんである。

同僚はその手の女であった。



人間なにかしら取り柄ってあるんだね。
遺伝子を未来に残したいんだね。



しかし、ブス。恋愛なんかにゃ縁が無いだろうに、なんであのようなプロポーションに発達したのかしらん？って思う。

いつか、その日の為に、相武紗季あたりのお面を作ろうかしらと思った僕だよ。

愛とメモリー

俺は某大型古書店に勤めている。

朝、出勤すると、加工台（買取を済ませた商品は一定の加工処理を経る）に写真集が何冊か積まれていた。

見ると『藤崎奈々子写真集』が三冊、『SPEED写真集』が二冊、『安田美沙子写真集』が二冊。

誰かのある一つの青春が終わったんだなー、ってしみじみした。