モヤモヤ病

俺は某大型古書店に勤めている。

俺には職場に『一服の清涼剤』があった。
売り場に置かれた『眞鍋かをり写真集』だ。

別段、眞鍋には何も感慨は持っては無かった。



売り場に商品の補充をしていた時の事だ。一般的な写真集達に隠されてしまっている写真集を見つけた。
小さな写真集だった。

写真集は大きさ別に棚に並べる事になっている。並べ替えるために手に取った写真集の表紙をふと見た。
デビュー当時の眞鍋が白いビキニ姿で膝を抱え浜辺でただずんでいる。
それが、まあ～…またカワイイ！のだ！！

テンとかミンクとか北国の小動物を思わせる、その雰囲気！
「守ってあげた～い」と思わせる可憐な顔立ち！
一目惚れした。今は亡き、デビュー当時の眞鍋にだ。



それから毎日、眞鍋の写真集詣でが日課になった。



そして今日、休み明け。出勤すると眞鍋がいなかった。

どんな人に買われていったのか…。
娘を嫁に出す気分、と言ったら大袈裟か？



思う存分に愛されて欲しいのか、穢れ無いようにいて欲しいのか迷うところだ。

ま、古本なんだけどね～。

樹まりこで三日三晩寝ずにダイエット

最近のエロ本、なんでもれなくDVDがついてるの？

オナニーの醍醐味は妄想。写真と写真の間の物語を想像する事で秘め事が真に迫ってくる。

ビデオ、DVDでは情報過多なのだ。



とにかく嫁さんが欲しいって話でした。

雨と恋とダイエット

くせ毛な俺だ。

雨天、こんな日は髪の毛が膨れ上がる。

ボリュームが乏しくなってきた頭髪。頭頂部はペタンコなのに横ばかりが膨れてあがって困る。
座敷犬のような頭部になってしまう。

座敷犬、なんかいいね。エロいね、なんか。
未亡人かなんかに飼われてみたい。閑話休題。



先だって、散髪に行った時に「パーマでもかけてみようかしら」と発言し美容師ｻﾝにフンッと鼻で笑われた事を思い出した。

美容師、なんかいいね。エロいね、なんか。



ふぅ…、今度生まれ変わったら座敷犬になって、エロい未亡人な美容師に飼われてみたい。

病んでるな、俺…。