今日はDCC車両検知区間延伸工事の話です。色々ありましたが、トンネル内にギャップ1カ所と隠しフィーダー2か所を詰め込むための工夫 などやっています。
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今回延伸したのは右側、トンネルがある31~34電源区画です。チマチマ進みますが作業量が多いのでこうなります😅。斜めのダブルクロス、複線片渡ポイント部は29,30区画になる予定で配線は今回やったんですが、別の区画との兼ね合いがあって検知機能の使用開始はもう少し先になります。32,34区画に7803が検知されていますが、
ED78 3号機でテスト運転していました。45度の複線カント付カーブレールには矢印=ダミー継目を入れることもやりました。
DE10 1109+DE10 1122牽引の24系(急行ホワイトスノー安比編成)が通過しようとしているダブルギャップから手前が新たな車両検知延伸部、奥の1区間は検知をやらない仮配線で運用です。車両検知機器;Digitrax BDL-168は矢印;だいぶ奥の1階層にありますから、各電源区間まで長いケーブルを引くことになります。DE10重連が走る区間は”片持ち式”高架橋~ベニヤ板が2枚重ね構造になっています。
そこで上板の裏に矢印のように溝を掘ってケーブルを通しています。↑の写真;複線線路の中間にケーブルが埋まっている形です。今回ミニ溝鉋(手前)を使ってみました。オヤジ(故人)が買っていたもの、なかなか使いこなせずこれまでは彫刻刀を使っていたんですが、今回は幅も長さも必要だったのでチャレンジしてようやくコツを掴めました😁。
そのケーブルの行先はトンネル内の”隠しフィーダー”なんですが、フィーダーを設置するための継目が足りなかったので写真のような22.5度のカント付レールを2本作りました。アプローチ線路と違い両側カント付、7.5°のカーブレールと同じ要領で45度のカント付レールを切り継いで半分にしています。幾度もの線形変更で沢山余っていたので贅沢に使いました😁。トンネルに入ってすぐに右のスラブ軌道になります。
こんな感じで”隠しフィーダー”を仕込んでいます。BDL168の同一ゾーン=4電源区画内は片ギャップなので配線も片側だけです。
トンネル内に隠しフィーダー2か所と片ギャップ1カ所設置です。ケーブルをトンネルに被さる山表現の下に隠せる=長さに余裕を持たせ、コネクターも噛ませることが出来るので好都合でした😁。山表現は家電類の梱包に使われていた発泡スチロールを加工して作っている簡易的なものです。以前も書きましたが私の場合ジオラマ系に熱中できないのでテキトー😅ですが、トンネルの内壁はしっかり作っています😁。
隠しフィーダーは写真のようにハンダ付けで作っています。KATO 24-818 ターミナルユニジョイナーを自分で作っているようなものです😁。木工系、電気系両方の対応が必要なので作業量が多くなります😅。
こうして短いですが車両検知区間が拡大しました。写真は14系寝台特急出雲、トンネル周辺は運転時に目視出来ずWebカメラも無いので、トンネルを出て坂を下り駅に進入する際のブレーキタイミングが難しかったんですが..
車両検知が働くと大体どこに列車が居るか分かるようになり、操作しやすくなりました😁。31,33区間で検知されている”5187”は上述14系出雲の牽引機DD51 1187のDCCアドレスです。トランスポンディング機器RX4を使っていないので31区画に入ってくる前に手動で入力しておけば33,35..へと値を引き継いで行ってくれます。なお前回ポイントの配線を忘れて36a電源区画が検知しっ放しになっちゃった😅と書きましたが、今回合わせて改善しました。
右のED78が乗っているNo.29ポイント(KATO 6番)のポイントデコーダDS51K1の電源を線路から貰っているためでした。今回ケーブルを引いて別電源系統化しています。ケーブルは長いし手を突っ込みにくい箇所だし..で大変でした😅。
本線1周すべてが車両検知区間になるのはまだまだ先ですね~。
最後までご覧いただきありがとうございました。