こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型ですが、車両はあまり出てきません。線路の話が中心になります。

 

先日来、こんな線路を作成していました。KATOの線路ですが、R481-7.5度 です。

そんな線路は売っていないわけですが、何度も線形変更をやった結果沢山余っていたR481-15度線路をぶった切って自作しています。

 

作りかけの写真です。写真上、レールは右端の黒マジックで印をつけた箇所で切断、道床はさらに短く切断しています。レールより先に道床を切断したところでスーッと右側の道床が抜けました。

下はその抜いた道床を更に短く切断したもの。ジョイナー部を両側に残したいのでこうしています。

この後レールにヤスリをかけ、道床の長さがレールに合うようヤスリがけで調整し、

下の道床に線路を慎重に差し込み、接合部を接着すれば終了です。

枕木の間隔が1か所おかしくなってしまうのは..どうしようもありません。

 

何でこんなものを作ったかというと...

これは1月のNゲージ動画記事に載せた写真です。今までホームの途中にカーブがありました。決してこうしたくてこうなったわけではなく、KATOのカーブレールは15度が最小だったのでスペースの都合上ホームの途中を2か所カーブにして逆S字状にせざるを得ませんでした。これだと機関車の連結位置がカーブ上になったりして上手くいかかったり、ダブルクロスから外側の線に入る時もグネグネのカーブ線形だったり、イマイチでした。

 

そこで、かねてから考えてはいた”7.5度作戦”を敢行してみた次第です。

事前にはるか昔に学習した記憶のある三角関数など使って計算したところ、7.5°は神の角度..ポイントや他本線部分を弄らずにほぼピタリのサイズで施工できる..これが分かってからはまっしぐらでした。

 

カーブ角度が半分になったことで、写真のようにホーム端以外は直線で構成できるようになりました。

全体にカーブレールの使用数が大幅に減って、すっきりした線形になりました。

紫のマル印が7.5度カーブレール、写真奥側も含め沢山必要..12本も作っていました。

他にも線路を敷く板の形状変更~一部は作り直し、柱の位置と形状変更、ホームの切り貼りによる長さ調整、もちろんホーム部線路の全面敷変えとかなりの作業量、せっせと頑張ってようやく試運転が出来る所までこぎつけました(笑)。

 

自分で作って塗装するも色が合わなかったカーブホームもお役御免です。一方で直線のホームが足りなくなるので、買い足しました。

 

ホームはKATOの品番23-100~106の中から必要なものを増備しました。最新式のライト点灯できたりする製品も興味はあったのですが、248mm×9本(7本屋根付き、2本無し)+ホームエンド2 という長さが2面、新製品置換はとんでもない出費額になっちゃうので今回は旧品の増備としました。

このホーム、248mm1本ごとに売店の設定があります。沢山繋げると矢印のように売店だらけ。屋根付き7本ですから、ホーム1本に7か所の売店..多すぎでしょ..(笑)。

しかし既に取付のための差込穴が開いているので付けないと穴だけ目立つ..ホームのカスタマイズも考えたいと思います。

 

試運転には、形状変更する柱の真上に止まっていた西武電車3本(2000系×2、101系)を本線に出したので、これらが当たっています。ついでにDCCのBEMF設定も実施。あまり動かしていない車両、動かさんとですね。

試運転、微調整を続けて円滑運転ができる状態に仕上げていきたいと思います。

 

余談..です。

西武101系が試運転で本線走行中、DCCのショート検知機PM42が作動しました。原因は..矢印の釘。

ホームをやり変えた際拾い忘れた釘の上を電車タイプの車両が通過すると、モーターの磁石に釘が貼り付き、今回はたまたま真横に張り付いたので丁度線路を短絡したところでショート検知 となったのでしょう。これ、結構よくあるパターンなのですが、ショートの原因調査ではなかなか気づきません。

 

線路を今回の方法で弄ってカスタム長の線路を作る..他でも使える作戦かもしれません。

端数線路の連続使用で長さを調整している箇所とかあるので。

 

以上Nゲージレイアウト線形変更の話、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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